個別で記事にする程じゃない気もするけど「買ったよかった」と思う商品を紹介したい。
「1本では折れてしまう矢も束ねれば折れにくい」と誰かが言ったように「1品では記事として心許ないけど5品まとめればそれなりにコンテンツとなるはず!」と。
最近買った安くて地味に便利だったもの5つ
TACKLIFE ヒートガン(約2000円)
Amazonにてレビューを操作していたとして排除されてしまった中華メーカー。その中の1つがTACKLIFE(タックライフ)
といっても粗悪品を虚偽記載している様な問題ではなく「高評価レビュー書いたら特典アルヨ!」みたいなアプローチを咎められた結果だと言えるでしょう。
無名ばかりの中華メーカーの中では比較的知名度があり品質も安定しているのでは?と個人的には思います。(リューターなどでちょび有名だったし)
そんなTACKLIFEですが、名前を伏せられた状態で流通しているようです。
私が買ったこのヒートガンはロゴ部分が画像加工で消されしれっとAmazonで売られてますが、レビューでは皆こぞって「これTACKLIFE製品です!」と声を上げていました。
ヒートガンは熱を与えてモノを変形・収縮・膨張させたり、シールの粘着力を弱めて剥がしたりする道具。
「ヘアドライヤーじゃダメなのか?」というとドライヤーでも良いのですが、風量が多過ぎ&高温が出ないので作業効率が落ちます。
例えばですが、使い捨てた歯ブラシをライターで炙って曲げて「お掃除ブラシ」にする人は多いかと思います。
ヒートガンを使えばライターで炙った時のススが付かずに綺麗に曲げることも可能。
温度可変式ではないのですが、2000円で手に入るので持ってて損はありません。
キャプテンスタッグ フォールディングスコップ(約2000円)
ベランダに積もって氷になりかけた雪をこれでガシガシ割って削って排雪していました。
大きいスコップは邪魔ですが、折りたたんで小さくなるコチラなら狭い場所での作業性にも優れています。(逆に広い場所で使うには物足りないですが)
自動車に置いておけばもしもの場面で役立つかもしれませんし、キャンプなどでは大活躍しそうです。
園芸用のスコップよりは大きくて重いですけど、そのぶん高強度スチールだそうなので、家庭菜園などで硬い地面を掘る事になっても安心です。
コンパクトUVランプ&ダイソーUVレジン(600円&300円)
別にレジンでアクセサリー作ったり、ネイルをやる訳ではありませんよ。
主な用途としてはレジンでの接着やパーツ補強用途です。
ここ数年、UVランプとレジンを補修用途で使う「ボンディック」や「ライトボンド」という製品が出てます。
「補修箇所にレジンを塗り、UVランプを数秒当てればすぐ硬化する!」と人気なのですが、その手の製品を買うと意外と高いんですよね。
なのでAmazonでネイル用のUVランプを、ダイソーで300円の大容量レジンを買ってみました。
少し使いましたが、既存の「補修用UVボンド」と遜色ない性能はありそうです。
なによりUVランプはLED数が多いので強力ですし、モバイルバッテリーで動作可能であることも便利です。(ボタン電池は交換が面倒)
レジンはモノにより硬化具合も異なるようですから、ボンディック等は特殊なレジンを使っている可能性もありますけど。
アーネスト 日本製 ステンレス雪平鍋(約1,300円)
大半の雪平鍋はアルミ製ですよね。
私は鍋やフライパンは「鉄かステンレス」にしたいので、雪平鍋はサイズ的に理想でも買わずにいました。
それがアーネストというメーカーでステンレス製の雪平鍋を見つけたので即購入。
しかも金属加工で有名な燕三条(日本製)で価格はAmazonで1,300円弱ですから、これはすごい!
普通の鍋なので使用感とか特筆すべきところは無いのですが、オールステンレスで持ち手が木やプラじゃないので長く愛用できそうです。
日本製なのもいいですよね。私は中国製品もたくさん買いますけど、できるなら日本にお金を払いたい(=素敵な日本製が増えてほしい)
これは素直に「買い」だと思います!
SK11 アルミクイックバイス(約1,100円)
何かを挟んで固定したり、あるいは圧をかけたりするには万力(バイス)が便利ですよね。
前から「テーブルの上でちょこっと使えるミニバイス」が欲しかったのですが、ちょうど良い製品を見つけました。
この手の製品は安いと本体がプラスチックだったりしますが、こちらはアルミ素材で強度も申し分ありません。
重量も軽いので大きな木工には力不足かと思いますが、細々とした作業には便利です。
精度が悪いなんてレビューもありますけど、そもそもアルミとはいえ金属製で1000円弱はかなり健闘している価格です。
そんな製品なのですから更に精度うんぬん言い出す事自体が「???」とも言えますよね。
それでもホビー的に使うには十分ですし、私は買って満足しています。
普通は横にして使いますが、立てて置くと「腕時計の裏蓋を圧入する機械」の代わりにもなります。(使用は自己責任で。間違うとガラス割れます。)
さいごに
素人が語る素人の工具選び
振り返ると工具類が多かったですね。
工具は良いモノを買えばホビーユースだとほぼ一生使える耐久性と利便性を持つものも多いですが、使用頻度に対してかけるコストがデカ過ぎ問題もあるんですよね。
プロが毎日使うのと、素人が月数回使うんじゃ違いますから。
とはいえ良いモノは耐久性のみならず使い勝手も優れているので、安い工具だとうまくできない作業が良い(高い)工具だとスムーズに出来たりもします。
あらゆる分野において「技術や経験が浅い初心者ほど良いモノを使え」は的を射ていることも多々。
とはいえ「そんなに金かけたくないんだよ」という思いが安物工具への道(a.k.a安物買いの銭失い)へと踏み入れてしまうきっかけにもなり、なかなかバランスを取るのが難しい所であります。
結論としては「良い工具を持つ友人や恋人をつくり、都度貸してもらう」ことが一番なのかもしれないと素人ながらに思いました。