最近衣類を買うことは滅多になくなりましたが、たまたまフリマアプリを覗いていたらいい感じの上着を発見。
状態も非常に良く「ガイアが俺に"今すぐ買え"と囁いている」という直感を受け取ったのですぐに買いました。
で、案の定ニオイが強めについてました。
流石にこのまま着れないので頑張ってみたら「ニオイが完璧に取れた!」という話。
古着のよくわからん不快なニオイを取る手順
結論:酸素系漂白剤漬け→クエン酸漬け→食器用中性洗剤漬けで勝利
※前提として「手洗い可能かどうか」や「色落ちのするかしないか」「型崩れ」などには注意してくださいね。
それはさておき、どうも調べるとニオイには「酸性のニオイ」や「アルカリ性のニオイ」があるようです。
- 酸性臭にはアルカリ洗浄剤で中和
- アルカリ臭には酸性の洗浄剤で中和
という理屈らしく、さらに
- 柔軟剤などの香りは食器用洗剤の界面活性剤の作用で撃退できる
という3パターンがあるそう。
私は最初、何も知らずいつもの洗濯に使ってる酸素系漂白剤でつけ置き洗いしたのですがニオイは取れず・・・。
脱水して乾かした後に、今度はクエン酸とお酢を混ぜた溶液に2時間ほど漬け込みました。
すると少しニオイは取れましたが、まだニオイが残っているようで「このニオイ・・・まさか柔軟剤では?(コテリン!)」と。
柔軟剤のニオイを取る方法として食器用中性洗剤が良いとのことで、ミニサイズの「キュキュット クリア除菌」を買い6−7Lの温水を入れたバケツにキャップ5杯くらい投入。
その中に洋服を入れ6時間ほど漬け込みました。
入れ過ぎたのか濯いでも泡だらけなので合計8回くらいは洗面台ですすいだ気がします。
洗濯機で脱水してハンガーに干す頃にはニオイが消滅!
乾いた服を改めて嗅いでみましたが、キュキュットのレモンっぽいニオイがかすかに残っている程度でほとんど無臭。
「これならすぐ飛ぶ。うちの普段の洗濯物と変わらん!」と完全勝利を確信した瞬間でした。
フリマアプリなどで古着を買う時の注意点
喫煙やペットの有無は必須
今はプロフィールに書いている出品者も多いですが、喫煙やペット有無の確認は必須といえます。
さらに、喫煙無し・ペット無しと書いてあっても柔軟剤臭が強い品物が当たるパターンもあるので油断はできません。(今回はそのパターンでした)
「そこまで敏感なら新品買った方がよくね?」という話でもあるんですけどね。(だから私は大体新品買うようにしていました。)
でも、古着は古着で「現行品として流通していない洋服を得られる」「値段が安い」などのメリットもある訳ですから、うまいこと使い分けたいものです。
クリーニング必須の服は買わない方がいい
フリマで買った服にニオイが染み付いていて、さらに「手洗い不可」みたいな表記だったらもうクリーニングしかありません。
せっかくお手頃価格で手に入れたのに、クリーニング代がかかるなんて悲し過ぎますよね。
そのため、事前に「自分で洗っても大丈夫そうな服かどうかの確認」は必須と言えるでしょう。
劣化しやすい素材の服は買わない方がいい
ポリウレタンなんかは加水分解でボロボロになりやすいので選ばない方がいいです。
ストレッチが効いた生地や洋服のリブ部分はポリウレタンが混紡されている場合が多く、さらに合皮素材もポリウレタン系のものがあります。
また、(ノースフェイスとか)アウトドア系シェルジャケットの内側はポリウレタン加工されているものが多く使用環境により内側がボロボロと剥がれてきます。
そういう洋服は寿命か寿命ギリギリでかなりセンシティブなので、つけ置き洗いに耐えられない可能性が大。
さいごに
酸素系漂白剤・クエン酸・食器用中性洗剤、この3種のアイテムで古着も楽しめる
古着を買う事自体はリサイクル的にも良いですし、廃棄焼却されるより資源の有効活用になりそうです。
買うアイテムの素材やニオイの対処法を知っていれば「買って損した」が減るかもしれません。