ちょっと入り用でジャンク品のCDラジオを買いました。
ジャンク理由としては「CDが聞けない」とのことだったのですが、届いて動作確認すると「ボタンの挙動がおかしい」という問題も。
ジャンク品ラジオが余裕で復活「KURE コンタクトスプレー」
本体を分解してスイッチ部分に吹きまくる
具体的な症状としては「なぜか音量ボタンを押すとお好み選曲ボタンが反応する」というものでした。
連打するとたまに音量ボタンとして反応するものの・・・運で音量を上げ下げできるとか不便すぎる!
私に電気的な知識はないのですけど、このボタンはそれぞれ電気的な制御で特定の指示(音量上げろとか下げろとか)をコントロールしていて、何らかの原因で違う指示だと誤認識しているとか・・・であればこの意味不明な症状も納得できるような。
(例えばですが)ドレミファソラシという音にそれぞれに機能が割り当てられてて、ラだと音量UP、シだと音量DOWNみたいな。リコーダーで「ラ」が出るように押さえてるのに何故か変な音がでて、それがこのラジオで言う「お好み選曲ボタン」の機能を呼び出しちゃってるとか?
何はともあれ、ボタンがおかしいならボタンを交換すべきですが、分解した感じ内部の汚れがすごい。
「埃っぽいところで使われてたのかな?」とか思ったので、まずは接点復活剤をかけて洗浄を試みることに。
ボタンにブシュブシュかけて、溢れた分を綿棒で吸いながら、ボタンを連打して浸透させる。
結果、直った。
直った後もラジオをつけてカチカチ音量の上げ下げをしていますが、今のところ同じ症状は起きていません。
CD部分はギアにグリスを塗り直し、綿棒でレンズ吹いてなぜか復活
CDプレイヤー部分の症状はCDを入れても一行に再生されないというものでした。
写真撮ってないので文章だけなのですが、やったことは2つ。
- CDの駆動ギア部分にグリス塗り(ガスガン用に買ったタミヤのセラグリスを塗布)
- 綿棒でピックアップレンズを拭く
理由はよくわかりませんが、元気にCDを再生してくれるようになり得した気分です。
ちなみに私の手持ちCDは中古品でケースに値札シールやらがベタベタついていたのですが、コンタクトスプレーを吹いてティッシュで擦りまくってたら綺麗に取れました。
素材によりシミになるかもなので注意も必要ですが、コンタクトスプレーはシールのベタベタ剥がしにも使えそうです。
一家に一本いかがでしょうか。
さいごに
こういう故障がよくあるならさ?
電化製品の全てがこういう故障ではないにせよ、接点復活剤で簡単に元通りになる不具合なら超お得ですよね。私でもできるし。
特に東芝のラジオはボタンがおかしくなりやすいとかなんとか。