ひどくないすかこれ。
シグマのオールドレンズが長すぎなので「レンズフードでも付ければ印象かわるかな?」とAliExpressでクッソ安いレンズフードを買いました。
他の購入物と比べてずいぶん到着が遅れたのですが、いざ届いてみたらバッキバキのボッコボコでした。
アリエクなので想定の範囲内ですけど・・・捨てるのも何なのでリペアしてみた話です。
アリエクスプレスでよく起こるトラブル
届くまでに社会の荒波に揉まれて破損する
これは過去にアリエクから届いた商品の箱です。
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上記記事でも書きましたが、割と本気で「梱包したあと何回か踏みつけてから発送してるんじゃないか?」と思うくらいボッコボコの箱で届きます。
それでも箱に入っていればまだ安全で、今回のレンズフードは立体形状&樹脂製&箱なしのトリプルパンチですから、まぁこうなっても仕方がない。
ちなみに開封時は動画で撮影しながら開封すると破損時の証拠として心強いそうです。
私は過去に何回か破損品が来ましたが、写真で見せて信じてくれた事が多かったですね。
今回のこの品ですが、送料込み270円というある意味ヤバい価格なので「意地でも返金されないと困る!」というほどでもありません。
アリエクはこういうこともあるのであまり高い商品を買わないのが防衛手段として有効です。
バッキバキに割れたレンズフードを修復してみる
記事ネタとして成仏、あわよくば蘇生を狙う
これを機に「アリエク返品・返金記事」を書くのもアリですが、その手の記事は中国輸入転売系とかガジェット系のブロガーさんがすでに書いてるのでやめておきます。
私は「破損品をどうしてくれよう」という点にスポットを当てたいと思います。
とりあえず誰もが考えるであろう「瞬間接着剤でくっつけてみる」を忠実に実行します。
意外とちゃんとくっつきます。なんか蘇生できそうな予感。
普通につきました。不思議と強度に不安も感じないのは円形だからでしょうか。
でも接着剤の跡やヒビが目立ちますね。
「ネジ山の部分とか接着剤で埋まってダメにならない?」とか思う方もいるかと思います。
ダメになりかけてたのでカッターで少し削ったりして、レンズ側のねじ山と噛んだらタップするかのノリで回し込んで・・・という感じ。
リューターで接着剤の凸凹を削ってみます。
ちなみにリューターはタックライフのもの。
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余ったラッカーで塗装するので紙やすりで表面も削ります。
やっすい樹脂だからか簡単に削れます。そしてプラ臭い。
余り物のラッカーで塗装、とりあえず蘇生した。
ダイソーのマットブラックとクレオスの黒鉄色(ツヤ)が中途半端に残っているので使います。
最初にマットブラックを塗っていたら早々に尽きて、黒鉄色に変更。
何回か塗り重ねてこうなりました。
フードのくぼんだところが割れ目でした。隠れていると言えば隠れてますよね。
シグマレンズにつけようと買ってみたフードでしたが、いざ付けてみると微妙でした。(こちらは塗装前)
偶然にもニコンのレンズとも径が合うので装着してみると、こちらの方がなんかわかる。
黒鉄色は少しグレーっぽいしツヤが好みではないですね。
塗装も下手ですから、素直にマットブラックのみが良かったような。
ちなみにニコンのレンズ、フードの付く場所がピントリングと共に回ってしまうので、ツバ部分も回転してしまいもはや無意味です。
これが、ピントリングを回すと
高低差の無いフードなら良いんでしょうけど。
さいごに
ただのゴミにする前に遊び倒すのも悪くないかも
そもそも1000円〜2000円で買えるレンズフードですから「新品を買えばいいじゃん」という話ではありますけど、それを言ったらおしまいというもので。
加えて500円、1000円で買ったレンズに同額かそれ以上のフードなんかつけたくないじゃないですか。
そのお金でもう一本ボロレンズ買えますし。