普段砥石を使って包丁やナイフを研いでいる方は多いでしょう。
こするだけのお手軽シャープナーも人気ですが、やっぱり砥石で研いだ切れ味は格別ですからね。
しかし砥石を使っていると「砥石の中央だけどんどんへこんでくる」という悩みを持っている人も多いハズ。
私もそんな一人なので、今回はALIEXPRESSで砥石を研ぐためのダイヤモンドシャープナーを購入しました!
砥石の真ん中減りを直す!真っ平らにして研ぎ味を復活させよう!
砥石を使うなら面直し道具も持っていたほうがいい
そもそもですが、砥石で刃物を研ぐ際、前後運動で多く削られているのは砥石の真ん中であることが多いです。
プロは(見越した上で)平均的に削れるようこまめに砥石を回して使ったりもするそうですが、素人がやるとたいてい中央が削れまくってひどいことになります。
例えば、私の砥石のように。これは3年ほど前にAmazonで買った格安砥石。
上から見るとわかりませんが、横から鉄板を当ててやると隙間が見えます。
で、これを削るのですが、普通のお店に置いてあるダイヤモンドシャープナーは、包丁用で目が細かいので真っ平らにするのに途方も無い時間がかかります。
今使っている砥石の粗さは3000#と8000#なので、これよりももっと荒い番手でゴリゴリ削れば真っ平らにできるのです。
ちなみに深い溝がある「面直し砥石」という製品もあり、これでも直せます。
しかし、一部レビューで「砥石が割れた」などの声もあり、耐久性に若干不安が残ります。
そこで、荒いダイヤモンドシャープナーを購入して実際に面直ししてみました。
砥石を研ぐなら180#のダイヤモンドシャープナーが便利!
「もしかしてALIEXPRESSにあるんじゃね?」と思い調べたところ、ありました。買いました。
2020/08/06に注文して、到着が2020/09/03でした。約1ヶ月。
で、肝心の商品がこちら。
1.73mm厚の鉄板がベースになっていて、見た目より重い上に反ったりもしません。
手触りは言うまでもなくゴリゴリなので、これで砥石の面直しがスムーズにできるでしょう。
ちなみにコレ、ALIEXPRESSで360円(送料込み)でした。
Amazonでは両面使える面直しダイヤモンドシャープナーが2,000円くらいで売っているので、それと比較すると超激安ですね。
到着して早々にゴリゴリ削ります。鉄板はたわまないので流水に当てながら両手で挟んでゴリゴリやってもいい感じです。
1分くらいゴリゴリやるとこうなりました。
荒く削ってるのでアルミのヘアライン加工みたくなってます。
普段使われない四隅が先に削られて、へこんだ真ん中部分はまだ削られてないので、光の反射に差が出ています。
この差がなくなればほぼ文句なしの真っ平らになったと言えるでしょう。
さらにゴリゴリ削ります。
さっきよりも中央が小さくなりました!
終盤にいくにつれて削る面積が増えるので少し時間がかかってきますが、じんわり汗をかきながらラストスパート。
うん。うつくしい。
この砥石は両面あるので、仕上げ砥石の方もやってみます。
なんかシミ?ができていて汚いですね。色的にカビとかじゃなさそうなんですけど、刃物の鉄汚れと粗面の研ぎ汁を吸ったようなシミです。
ゴリゴリやること1分。
本来の白い所か戻ってきました!やはり真ん中だけ減っていたんですね。色の差がわかりやすい。
おらおらおらーーーー!
最初と比べるとかなりキレイ!でも中央のシミはしぶとく残っています。
おらおらー!
最終的にここで満足してやめました。最初と比較すると十分ですよね。
最後に鉄板を乗せて「本当に真っ平らになったかのチェック」もしてみます。
隙間は消えてバッチリですね。
「アリエクは不安だし高くてもいいから早く欲しい」という方はAmazonでお買い求め下さい〜。
ALIEXPRESSを始めるなら
初めてALIEXPRESSを使う人は紹介コードを入れると割引クーポンが貰えるよ〜。
紹介コード:INYM3XDW