室内で観葉植物を育てている人は多く、身近に緑を感じるためのアイテムとして人気です。
100円ショップなどで買える小さな観葉植物もちゃんと育てればホームセンターで2,000円ほどのサイズまで大きくすることも可能。
そのためにはしっかり育つための土選びが重要ですが、土の中には虫が湧きやすいものもあり注意が必要です。
ここでは私が愛用している「虫の湧きにくい土」をご紹介します〜。
「虫が湧きにくい土」を紹介!
2023年現在は「プロトリーフ 粒状かる〜い培養土」を使用中
我が家の観葉植物の土はちょくちょく代わり、2023年の現在はこちらに落ち着きそうな予感です。
一般的な土のように微細な訳でもなければ、ハイドロボールみたいにデカすぎる粒という訳でもありません。
パーライト、鹿沼土、赤玉土、軽石などが混合されているようです。重量も非常に軽く、保水力もちょうど良さげ。
虫のつきやすい腐葉土や有機肥料は不使用かつ、即効性と遅効性の元肥(化成肥料)入りなので栄養不足という事にもならないかと思います。
土というより小砂利みたいな感じなので虫が住むことも可能ではありますが、一般的な土よりは住みにくさを感じますね(あくまで人間目線ですけど)
レビューなどを読んでみると「一度侵入されると湧いてくる」という声もあるようですが、室内で育てる分には防御性能は高いかと思います。
いままで使ってきた土①「花ごころ ピンピン育つ 観葉植物の土」
昔から使っていたのがこちらの土。
安い上に内容物の配合バランスが良いのか、水捌け&日当たりの良さが味方するとグングン成長します。
パッケージにも「室内にも安心!軽くて清潔な原料を使用」とあるよう、虫が湧きにくいです。
とはいえ個体差がありレビューなどでは「虫が出た」という人もいるようです。
また、現在の環境で長らく使っていたところ、私の所もコバエの発生が疑わしくなってきたこともあり変更しました。
(コバエは網戸の網目さえすり抜けられるらしいので、元々は清潔でもこの土は卵を産む場所として最適だったのかもしれません)
この「花ごころ ピンピン育つ観葉植物の土」はホームセンターでも売っていますが、たまに取り扱いがないこともあります。
価格的にはAmazonも同等かそれより安いことがあるため、Amazon購入がオススメ。
また、鉢は「フレグラーポット」がシンプルかつ上品で安いです。(以前使ってました)
プラスチック製ですが、何気ないウェーブ形状が質感もよくおすすめ。
色もアイボリー、ブラウンとありインテリアを選びません。
ちなみに今はリッチェルというメーカーの受け皿と本体が一体化した「ウルオポット」を愛用しています。
受け皿一体型は持ち上げる時も楽ですし、何よりデザイン的にミニマルな感じが良いです。
いままで使ってきた土②「トヨチュー 雑菌のない軽くて清潔な培養土」
「花ごころ」の次に使ったのがこちら。
よりコバエの住処を減らすために室内で育てている植物の土をハイドロボール化しました。
使用当初から「ハイドロボールは一般的な土と比べると栄養ないよね?ちゃんと育つんか?」と思っていました。
結論を言えば「これだけで育つ植物もあるけど、難しい植物もあった」です。
ガジュマルは意外と普通に育ちましたが、サンスベリアは1年経つ頃には葉割れ?葉枯れ?を起こしてしまいました。
土以外の生育環境は変わらず、葉に異常が生じたのは2月3月頃なので冬期間です。
冬場のサンスベリアはほぼ水やりが不要と言われているので、毎年様子を見ながら控えてましたが、どうやら乾きすぎたのか土が合わないモノと見ています。
詳しい内容は下記の記事もご覧ください。
【関連記事】コバエ撲滅!観葉植物培養土に植え替えしてみた
なぜ虫の湧く土があるの?
虫の卵が混入していた or 虫が卵を生みやすい環境
「なぜ虫の湧く土があるのか?」ですが、理由は主に2つだと考えられます。
- 最初から虫の卵が混入していて、それが孵化した
- 虫が産卵しやすい環境になっていて、網戸をすり抜けた虫などに居着かれた
一般的に販売されている土は殺虫処理をされてから袋詰されるようですが、それが不十分な場合もあるようです。
もう1つとしては、水はけが悪くジメジメした環境に(どこからか侵入した)コバエなどが産卵してしまった場合。
個人的な経験としては100円ショップの土はすぐに虫が沸いてきた経験があったため使用は避けています。
もちろん昔の話であるうえ、個体差もあるとは思います。(今の製品は違うかもしれません)
冒頭で紹介した観葉植物の土は安い上に性能自体が良いので、わざわざ100均で土を買うことはないですかね。
さいごに
土に混ぜる顆粒の薬剤もあるよ
虫が湧いてくるのを避けるためにはまず「虫の卵などが入ってそうな土を選ばない」ことが大事かと思います。
それと同時に「虫が棲みつきにくく植物の生育に支障がない土」であればなお良し。この記事で紹介した土が参考になればと思います。
加えて「土を変えずにどうにかできないか?」という場合は顆粒タイプの殺虫剤なんかもあります。
土に巻くことで水と一緒に根から吸い上げて虫に作用するものです。