人それぞれ「習慣」があるものですよね。
やめたいと思いながら続けていたり、または毎日楽しくて続けていたり。
個人的にここ数年で「やめてよかった習慣」「やってよかった習慣」が少しまとまったので、書き残しておきたいと思います。
ここ数年でやめてよかった習慣
テレビを見る習慣・持つ習慣をやめた
ミニマリスト的な生活を始めた2014年頃からテレビは処分していたのですが、ひょんなことから数年後に買い直してしまいました。
それからというもののFire TV Stickを使い映画やアニメを見てました。
あとカンブリア宮殿とかWBSとかビジネス系の番組が少し好きでした。
しかし、コロナが発生してから連日の煽り報道などを目にしてしまい「やっぱテレビはくそいな」と、2021年8月に再度処分。
ちなみに「見ないようにするだけじゃダメなの?」と思う方もいるようですが、処分した方が吹っ切れるというか「決めた習慣から逃れられない」ので確実に生活が変わります。
強い意志をもって「見ないようにする」のは難しい。ダイエット中に「視界にあるけど食べないようにする」が難しいように・・・。
また、テレビ番組も全部がダメだなんて思わないですけど、一時的にでも全否定しないと結局ナァナァで終わってしまうのでそういう「やり過ぎ感」は必要だと考えています。
でもいざ処分してみると「無いとスペースも広がるし、情報を得るのも全然困ってないし、家電故障を1つ気にしなくて済むし、メリット多いな」と思います。
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コンビニで買い物する習慣をやめた
いまもコンビニには行きます。
主にフリマアプリで売れたモノの発送と、コピープリントサービスを利用するために。
でも、コンビニで売られている食品と飲料はもう長らく買ってません。
ちなみに、どことは言いませんが・・・言いませんが某セブンイレブンというコンビニは内容量詐欺がひどいので「もし利用するとしてもセブン以外のコンビニにする」と決めています。
もはや悪質だと思っています。
あと添加物等の裏事情が多いのもコンビニ食品の特徴なので、健康的かどうかで考えただけでも距離を置いてメリットは大きいです。
極端なミニマル思考をやめた
私は2014年頃、それこそミニマリストという存在が注目されはじめたころにミニマリストをしていました。
- テーブル
- ソファ
- ベッド
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
- 炊飯器
- テレビ
一人暮らしを始めるにあたって揃っていた家具家電は全部処分し、洋服は石鹸で手洗い(のちに脱水機を買う)
電気は裸電球、ご飯は小型のIH調理機でフライパンで炊き、冷蔵庫はないので都度スーパーやコンビニで買うという生活をしていました。
もちろん寝具は界隈で人気のエアリーマットレスでした。そしてはぴらきさんのブログを見て崇拝していました。
しかし、極端に振れるとそれはそれで無理も増すものですし、なにより周囲から「貧乏になったの?」「頭おかしくなったの?」と心配ばかりされました。
頭がおかしいのは生まれつきですし、お金がなくてミニマリストやってた訳じゃないんですけどね・・・。
今は電子レンジとテレビ以外は全部あります。
その頃の名残りがまだあるので「使わないものは容赦なく処分する癖」は未だ健在です。
美容室に行く習慣をやめた
大体2ヶ月に一度のペースで美容室でカットとカラーをしてもらい、7000円ほどかかっていました。
それがコロナ自粛で美容室に行かなくなり、自分でカットとカラーを行うようになりました。
といっても前にもちょくちょくセルフカットをしていた時期があったんですけどね。
最後に担当してくれていた美容師さんのおかげで「バリカンとダイソーのヘアカッターがあれば自分で満足できるカットが実現する髪型」にしてもらえたことは大きかったです。
セルフカットは難しいですが、考え方を変えて「セルフカットしやすい髪型にする」とすればセルフカットの難易度はガクンと下がります。
一人でやるときは後ろが大変なので、刈り上げスタイルが最高に楽です。(バリカンなら勘でやってもうまくいく)
あとはダイソーのヘアカッター(刃のついたクシみたいなやつ)で全体をシャシャシャと梳けば終わり。
シャギーばさみも持っていましたが、ヘアカッターでジョリジョリ梳くほうが私はやりやすいですね。
もちろんプロの美容師さんレベルには到底至りませんが、万人に対応できる技術を持つプロに対しセルフカットは「私一人が満足できればそれでいい世界」
素人でも繰り返しやってればいつか「まぁこれでいいかも!」と割り切れる位にはなります。
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レンジを使う習慣をやめた
レンジもテレビと同様に買い直し、1年前くらいまでは持っていたのですがオーブン機能しか使っていませんでした。
オーブン機能の調子が悪くなってからは処分してありません。
レンジに対しては「今のような健康を意識した食生活をする前」からこんな事を思っていました。
レンジの気になる点
- レンジ専用冷凍食品は量の割に高いので買う気にならない
- レンジ解凍したご飯の不味さ(舌が肥えてない私でもわかる)
- レンチン時の意味不明な熱さと冷たさのムラ
- レンジの作動音が嫌
健康マニアがいいそうな「電磁波」とかそういう理由以前に、レンジにあまり良い印象がありません。(オーブン機能は良い)
現在、ご飯は1日で食べきる量を毎回炊いてます。
冷凍したお肉や魚は自然解凍です。
最近は再びノンフライヤーを購入したので、レンジがない分これで色々作っています。
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用途別の洗剤を買う習慣をやめた
ミニマリスト時代から「洗剤が多すぎる!」と牛乳石鹸1つでほぼ全てを賄っていたのですが、この名残りですね。(牛乳石鹸にこだわりはありませんでした)
今はもう少し増やして下記のバリエーションです。
- キッチン全般・・・セスキ炭酸、ホタテ貝殻
- 食器洗い・・・中性洗剤
- 衣類洗濯・・・セスキ炭酸、マグネシウム粒
- トイレ掃除・・・クエン酸、中性洗剤
- お風呂掃除・・・クエン酸、中性洗剤
- ハンドソープ・・・ミヨシ液体せっけん
- 洗顔フォーム・・・ミヨシ液体せっけん
- ボディソープ・・・ミヨシ液体せっけん
- シェービング・・・ミヨシ液体せっけん
- シャンプー・・・サロン用シャンプー(無くなったらミヨシ液体せっけんにしたいと検討中)
- リンス・・・クエン酸(検討中)
セスキ、クエン酸、ミヨシ液体石鹸があればとりあえずなんとかなるくらい削いだつもりです。
用途別に洗剤を作り「たくさん買わせようとするメーカーの意図」が昔からとにかく気に食わないのです。
そもそも、定期的に掃除すれば頑固な汚れにはなりません。
やってよかった習慣
ダンベルをやめ懸垂をやるようにした
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室内トレーニングならダンベルより懸垂が圧倒的に良かったと思えますね。
床にあるダンベルを持ち上げるのと、天井付近にあるバーにぶら下がるのでは後者の方が「暇だしちょっと鍛えるかな」という気分になれます。
もちろん筋トレマニアのように「続かないことがそもそもないし、狙った筋肉を鍛えたいんじゃ!」という人ならダンベルは必要でしょう。
でも、そこまで本気じゃない人は次第にめんどくさくなって置物(床のオブジェ)にしちゃうんですよね。
ダンベルが不要になると、重いので処分するのも大変です。
という意味では懸垂マシンも続かなくて「物干し」となる可能性はありますけど、物干しの方がオブジェより使い道ありますし。
そもそも筋トレに飽きやすい私でも懸垂は楽しく続けられています。
味噌汁と米の混ぜ物にこだわり始めた
味噌汁って味わいだったり具材だったり、各家庭でそれぞれの特徴があると思います。
それだけバリエーションの作りやすい一品なのですが、私は味わいそこそこに「味噌汁を具沢山にして栄養や食物繊維を一度に多く摂取すること」を目的に試行錯誤しています。
ステイ子的。味噌汁の具
- 有機味噌
- カツオ節(粉末タイプも使う)
- 乾燥昆布
- ゴボウ
- しょうが(粉末タイプも使う)
- きのこ(ブナピー)
- 豚肉
- 切り干し大根
- トマト缶(製氷皿に入れて凍らせたものを1カケラ)
- 海苔
これら具材は毎回全部を入れる訳ではありませんが、ダシ入り味噌や顆粒だしを使わないようにしているので鰹節や昆布は必ず入れます。
が、鰹節も昆布も全部食べるので丁寧にダシをとるような工程は取らず「全部ぶっこんで煮るスタイル」
また、健康志向な方は玄米食なども多いですが、私は白米です。
なので、もち麦と蕎麦の実を混ぜています。
日々サプリメントも飲みますが、できれば食品から栄養素を取りたいと思っています。
だからといって「毎日こまめに何品も料理を作るか?」というと面倒すぎて出来ないので、日々の土台となる米と味噌汁の性能アップを研究している所です。
適当に作る食事である程度の栄養素がカバーできれば、栄養不足を気にしてサプリメントに頼る必要もあまりないと言えます。
もちろん複数の料理からまんべんなく栄養を得るのは「食の楽しみ」という意味でも素敵なことですから否定はしませんけどね。
さいごに
ゲーム感覚でやり過ぎることが「当たり前」からの脱却
「習慣が変わると人生が変わる」なんて自己啓発的な本でもよく言われてますよね。
個人的に「習慣を変えるには後戻りできない状況をいかに作れるかが大事」だと思っています。
「後戻りできないと困るじゃん!」と思う人もいると思いますが、住めば都という言葉もあるように人は環境が変わっても次第に慣れますし「我慢ならない!」と完全に元に戻る事もあまりないです。
あったとしても、その時の良い所も踏まえて「過去と現在の真ん中くらい(いいとこ取り)」に落ち着くので、振れ幅は大きい方が良い結果も出やすい気がしています。
私は両極端な「0か100の思考」はよくないと思いますが「自分を変えるための一時的な考え方としてはアリ」であるとも思います。