SONYのMDR-CD900STといえば長年愛されているモニターヘッドホンですよね。
音楽制作以外にも、配信者の方でも愛用している人が多いこのヘッドホン。
この記事では「MDR-CD900STを買ったら挑戦してみたい改造3選」と称して比較的簡単にできる改造を紹介したいと思います。
(何年か前にやったことなので記憶がうろ覚えだったりします。あくまで参考程度として。)

MDR-CD900STを買ったら挑戦してみたい改造3選
難易度★☆☆☆☆ イヤーパッドを交換して長時間疲れにくいヘッドホンに
改造というか「買って付けるだけ」なので、改造とは言えないですけど・・・。
ちなみに私はMDR-CD900STを付けるとすぐ耳が痛くなり1時間と装着することが出来ません。
そのため、付けるなら耳を潰さないくらいのクッション性があるイヤーパッドがベストですが、耳からの距離を出すとそもそも低音が弱いMDR-CD900STの低音がさらに微妙になるので注意。
難易度★☆☆☆☆ CD900STの折りたたみ化で持ち運びやすくして便利に!
MDR-CD900STは標準だと折りたたみ対応をしていませんが、このままだと持ち運ぶ際にかさばります。(持ち運ばない人であれば不要ですが)
とはいえ、イマドキのヘッドホンは大体コンパクトに折り畳めるうえ、折りたたみ化の改造も結構簡単です。
その方法は、兄弟機であるMDR-7506の折りたたみスライダー(SONY ( ソニー ) / X-2113-101-2)をMDR-CD900STに交換するというもの。
このパーツは主にe-イヤホンやサウンドハウス等で手に入ります。(2021/02/28現在ではeイヤホンに在庫はなく、サウンドハウスでは売られてました。)
【パーツを見に行く】サウンドハウス
サウンドハウスはMDR-CD900STのハウジングやネジ類のパーツも充実して扱っているのでおすすめです。
ちなみに折りたたみスライダーは右側と左側が区別されて売られてるので、注文の際はお気をつけ下さい。
(目盛りが刻印されているため、両方同じ側で揃えてしまうと左右逆になります。試してませんがそもそも取り付けできないかも)
交換はネジを外して元々付いていた金具の通りにそっくり取り替えるだけですが、金具に刻まれた溝(目盛り)で固定できるように金属のボールがプラスチック部分についています。
交換中にポロッと落とす可能性がメチャクチャ高いので注意下さい。
難易度★★★☆☆ ステレオミニジャックを移植してイマドキのケーブル交換可能なヘッドホンに!
ハウジング部にステレオミニジャックを取り付けて、好きなオーディオケーブルで使用できるようにする改造です。
更に難易度が高いものとして4極化などがありますが、この記事では最も簡単な「3極のままケーブルを着脱可能にする場合」に触れたいと思います。
方法は色々あり、私以外のやりかたでは下記の材料が必要です。
材料
- ハンダごて
- ハンダ(楽器用じゃないくてもいいと思いますが)
- マル信無線電機 MJ-074N 3極小形単頭ジャック Φ3.5(ステレオ) 150円くらい?
- ヤマワ(YAMAWA) / SP-M6X0.5 ニュースパイラルタップ 1000円くらい?(ネットで買うと送料が高い)
ハンダゴテやハンダは説明不要かと思いますが、最後の2つはモノタロウで調達可能です。型番でお調べ下さい。
まず、ケーブルが付いてる側のハウジングを分解します。
配線の色については時期などによって違う場合もあるようで、あくまで参考として見て下さい。
この画像だと、一番外側の黒い被覆が剥がされた黒白赤の3本のコードがオーディオケーブルとしてはんだ付けされてます。
ある程度ゆとりを持った所からコードを切断し、外側の被覆を剥がして3本のコードを露出し、さらに内部の導線も出しておきます。
コードを切断すると、コードやスポンジを収納しているハウジング外側が取れるので、ニュースパイラルタップでネジを切ります。
電動ドリルなどを使うと勢い余って危険なので、ラジオペンチなどで優しくゆっくりネジを切りました。
(もし致命的な失敗をした場合、サウンドハウスにて換えのハウジングだけ700円くらいで買えます。さすが業務用ヘッドホン・・・。)
ネジが切れたら「マル信無線電機 MJ-074N 3極小形単頭ジャック Φ3.5(ステレオ)」をネジ込みます。
このパーツから飛び出してる3つの極と、ヘッドホン側の3箇所をハンダ付けするだけという改造です。
(しかもヘッドホン側はもともと付いてたケーブルをそのまま使うので、ジャック側をハンダ付けするだけで済む)
ちなみに、ネジを切らずにナットみたいな付属パーツで締め込んでいる方もいるようです。
このあたりの固定は好きな方法でやればいいと思います。
ねじ込むと外側からはこういう風に見えます。
内部に戻り、ゆとりをもって切断した元々のケーブルの外側を剥いて3本の線を露出し、ジャックの3極とはんだ付けしていきます。
肝心なはんだ付けの場面を残しておらず、最後の最後に手短な言葉のみの解説となることをお許し下さい。
3本のケーブルはそれぞれ左右とGNDであり、ステレオジャックの極もそうなのですが、その記載がありません。
(ステレオジャックの)真ん中がGNDだとして、残り左右をどう判別したのかというと、iPhoneと接続して音楽を流しつつアクセシビリティの音量コントロールで左右にパンを振って確認しました。
Androidの方は左右のどちらかだけに音を流すアプリなどがあるので「Stereo test」などとお調べ下さい。
無事作業が終わると、パーツがいくつか残ります。
ジャックを付けた側のミクロングラスはジャックのせいで入れにくくなるのですが、ハサミで切って詰めるなど工夫は可能です。(有っても無くてもワカラン!という場合は入れなくてもいいかと)
元々ついてた調節金具は金属ですし折り畳めないしそうそう壊れるのものではないので、需要は少ないですが「切断したプラグ付きのケーブル」はそれ単体でメルカリなどで1000円ほどで売れたりします。(使い込んだ中古だと売れないかもですがほぼ新品なら)
スパイラルタップは他のヘッドホンで同じようにケーブル着脱仕様にしたい時、再利用可能かと思います。
とはいえ最近のヘッドホンは着脱仕様が多いのでオールドなモノがメインになるかと思いますが。
