かれこれ2011年くらいから買っては売り、売っては買いを繰り返しているタブレットPC。
「いい加減にしろよ」と自らに言いたくなるくらいですが、また買ってしまいました。(そしてまた売るでしょう)
今までは「電子書籍が読みやすいハズ〜」などの理由があったわけですが、今回はちょっと違う理由です。
デジタルお絵描きしたい!中古の型落ちiPadでお絵描きってどうなのか?
第7世代のiPad(Logicoolのペン付き)を25,000円でGet
タブレットで描くなら圧倒的にiPadということでしたが、昨今のiPadは高性能かつ高価格でもはやノートPC買うのと大差ありません。
そこで「どのくらいからペン対応してて、お手頃に買えるか?」を調べていたら第7世代(2019)くらいが良いと結論。
Apple pencil(第一世代)に対応している無印iPadは第6世代(2018)からですけどね。
今回買えた第7世代のiPadは美品かつロジクールのcrayonタッチペン付きで25,000円という破格でした。
欲を言えば現行デザイン(フレーム四辺が等幅なやつ)が好みですが、そのために数万上乗せする気にはなれません。性能も上がりますけどね。
ペン選びに注意
現状、筆圧検知はApple Pencil(純正品)にしか搭載されていないようです。(ロジクールcrayonにもついてません)
互換品のタッチペンは「パームリジェクション」と「傾き検知」の2点は搭載していることが多いですが「筆圧検知」を搭載している互換品は見つけられませんでした。筆圧検知が必要な方は純正品を買う必要があります。
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Apple pencilは第1世代が15,000円ほど、第2世代が20,000円ほどであることに加え、自力では分解修理が不可能な構造とのこと。(iFIXITで破壊しないと内部にアクセスできないと検証アリ)
新品購入であれば1年保証が付き、4,400円でバッテリー交換(まるごと交換)してくれるそうですが、交換後の保証は90日に短縮。
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中古品は正常品であれば8,000円前後、故障品であれば3,000円前後が相場のようですが、保証がないので修理交換してくれるのか不明です。
中古iPadを買う検討をしている人はタッチペンも互換品などを考えるかと思いますが、筆圧検知が欲しくてApple pencilを考えている方は注意が必要でしょう。
また型落ちiPadを買うと対応品はおよそ第1世代のApple pencilになりますが、後にiPadを新しい機種にした際は恐らく第2世代以降の pencilが対応となるためペンも買い替えとなります。
第7世代のiPadは現在の相場だと3万円前後ですが、数量限定とかセールで2.5万円くらいまで下がることがあるようです。
値段は申し分ないですが、難点としては容量が32GBである点。イマドキのタブレットにしたら低容量すぎてダメダメです。
アプリはsketchbook®︎がめっちゃよさげ
第7世代のプロセッサはApple A10 Fusion、メモリは3GB。容量は32GB。
とはいえ、腐っても鯛・・・いや、腐ってもApple製品ですから、お絵描きアプリくらい難なくこなします。
アプリは無料試用版含め色々入れてみた結果、Sketchbookというアプリが一番良さげでした。
私個人としてはお絵描きにイラレみたいなベクターを扱える必要はないので、フォトショ的なラスターでカキカキできるのを探してました。
(クリスタという王道選択肢もありますけどね)
sketchbookはそもそも無料ですし、たった300円課金すればより機能?ブラシ?が増えるようです。
とはいえ無課金でも普通にレイヤー使えますし、画像を配置して不透明度変えて下絵にしたりも可能です。
板タブ+PCという選択肢もあった
2.5万でペンの使えるiPad買えるならそっち行く〜
当初、板タブや液タブをPCにつけて描くという案もありました。
が、(絵描きの方ならいざしらず)板タブを常時PC付近に鎮座させるのも邪魔ですし、使うごとにしまうのも面倒です。
あと、ただでさえ日中ずーっとパソコンの前にいる私。
少しくらいパソコンを離れて楽な姿勢でやりたいじゃないですか。
iPadなら例えばロッキングチェアーに揺られながらでも作業ができます。ロッキングチェアーうちにないけど。
さいごに
最近のデジタル事情で思うこと
湯水のようにお金が使えるなら別にどうでもいい話なんですけど。ていうか前にもカメラかなんかの記事で書いたんですけど。
昨今のデジタル製品って(できなくはなくても、かなり)修理しにくいじゃないですか。
薄かったり、基板に色々直付けされてたりで・・・。
基本、内蔵バッテリーの寿命が製品の寿命みたいなノリを作ってしまってる所もあるので、よくある「長く愛用したいから高いヤツを買う」というユーザーの思想をあまり汲んでないように思うのですね。
(自分で殻割って交換できればともかく、メーカーに頼んでも結構値段しますし「なら買い換えるか」みたいな話とか)
別に家具とか靴とかカバンとかならその思想でもいいんですよ。バッテリーないし。
実際、2013年頃くらいの私は「なるべく高いの買って、2年くらい使ったら売って、売却金+追加金でまた新しい高いものに乗り換えるのが一番コスパいい」と思い実行してました。
でも昨今は割とマジでただのオーバースペック祭りで、大半のソフトを動かすのにストレスを感じません。(非力すぎてソフト落ちまくるってのがまずない)
故に、現行のハイスペックは「動画書き出し時間が⚪︎時間短縮!早く仕事終われる!やったぜ!」とか「あのゲームがヌルヌル動く!やったぜ!」みたいなストーリーをお求めの人でもなければ最新を追い続ける目的というのがあまり見当たらないような気がする訳です。
ということを考え始めてから、興味の度合いにもよりますが「自分の用途に合うスペックを満たしてる、元々悪くない製品の型落ちを適当に拾うのがいいのでは?」なんて思ったりしてます。
つまり「過去の私みたいな人たちのお下がりを使ってもさして不足がない時代になってしまった」みたいな。
それはそれでリスクというか、場合によってはギャンブルチックな側面もある訳ですけどね。
ネットで中古が安心に買える店
セカハン
動作確認チェックはもちろん、各部パーツの消耗やアクティベーションロックなどは専門店でチェック・修理されているものが安心。
また中古タブレットなどは故障リスクで公式の保証が受けられないため、販売店舗独自の保証サービスがあるところを選ぶのがポイントだったりします。
セカハンはオゾンクリーニングでウイルスなどを99.997%除去しているとのことで「中古品は汚い」というイメージを覆しています。