そろそろ歯磨き粉がなくなるタイミングで「ちょっと違うやつ使ってみるか」と、ジェイソンナチュラルの歯磨き粉をiHerbで購入しました。
今ままではクリニカアドバンテージやアパガードプレミオを愛用していました。
Jason Naturalは1959年の創業の自然成分ブランド
Jason(ジェイソン)の歯磨き粉には約束がある
ジェイソンナチュラルは1959年からあるメーカーとのことですが、自然成分への意識が強いのか下記を約束として掲げています。
不使用成分
- SLS(ラリウム硫酸Na)不使用
- フッ化物不使用
- 保存料不使用
- 人工着色料不使用
- 人工甘味料不使用
- サッカリン不使用
- PG不使用
- グルテン不使用
へぇー。と、以前使っていた歯磨き粉の裏を見たのですが、これらがしっかり配合されていました。
比較的いい値段のする「アパガード プレミオ」なんかも結構ちゃっかり配合されてるんですよね。
[成分]
●基剤/歯磨用リン酸水素カルシウム、無水ケイ酸
●溶剤/精製水
●湿潤剤/濃グリセリン、ケイ酸ナトリウム
●甘味剤/キシリトール、サッカリンナトリウム
●薬用成分/薬用ハイドロキシアパタイト、マクロゴール400(ポリエチレングリコール)、β-グリチルレチン酸、塩化セチルピリジニウム
●発泡剤/ラウリル硫酸ナトリウム
●粘結剤/カルボキシメチルセルロースナトリウム
●香味剤/香料
●安定剤/リン酸マグネシウム
●光沢剤/加水分解コンキオリン液
●保存剤/塩酸アルキルジアミノエチルグリシン[香味]
ダブルミント(ペパーミント・スペアミント)
探したらこんな動画もありました。
今回iHerbで購入した3タイプの紹介
どのタイプが使いやすいとか味がいいとかわからないので「とりあえず3つ買うか」と。
どれもステキなパッケージデザインですよね。
1本170gあるので一般的な日本の歯磨き粉より50gほど多いです。
あと、キャップ形状がイマドキの自立できるキャップじゃないのでコップなどに入れないと立てて置けません。
Sea Fresh(シーフレッシュ)深海スペアミント
強力なカルシウムと、タンパク質が豊富で還元力のある藍藻でブラッシングし、歯と歯茎を元気にしましょう。植物性歯磨き粉に、ブラッシングと共に歯のヤニを除去し、やさしく歯を白くするブレンドを配合しました。笑顔に白い歯のまぶしいほどの輝きをプラス。少量のスペアミントエキスとパセリエキス配合で息もさわやかにします。次はあなたが笑顔に自信を持つ番です。
炭酸Ca、 水、 グリセリン、 ココイルグルタミン酸Na、 スペアミント葉油、 カラギーナン、 アロエベラ液汁*、 スパイニーバンブー茎粉末、 パセリエキス、 グレープフルーツ種子エキス、 クロレラピレノイドーサエキス、 シソ種子エキス、 ステビア葉/茎エキス、 シリカ、 炭酸水素Na
使ってみた感じとしては「PowerSmile(パワースマイル)パワフルペパーミント」よりはスッキリ感が弱いものの、塩味や苦味・甘みといったクセもなく使いやすい歯磨き粉でした。
際立つ特徴もなく、かといって嫌なところもない印象。
PowerSmile(パワースマイル)パワフルペパーミント
笑顔をより輝かせる美白ブレンドには、やさしく歯を白くする竹パウダー、炭酸カルシウム、重曹が配合されています。グレープフルーツシードエキスとエゴマエキスが有害な糖酸に作用します。この植物性歯磨き粉で、笑顔に白い歯の輝きをプラス。少量のペパーミントオイル配合で息もさわやかにします。次はあなたが笑顔で輝く番です。
炭酸カルシウム、 水、 グリセリン、 ココイルグルタミン酸ナトリウム、 セイヨウハッカ油、 カラギーナン、 アロエベラ液汁*、 スパイニーバンブー茎粉末、 パセリエキス、 グレープフルーツ種子エキス、 シソ種子エキス、 ステビア葉/茎エキス、 シリカ、 炭酸水素Na。
3種類の中ではこれが一番スースースッキリしたように思います。セイヨウハッカ油のせいですかね。
ほかよりペーストの粘度が高めでしょうか。
Sea Fresh(シーフレッシュ)深海スペアミントと比べるならこちらの方が好み。
PowerSmile(パワースマイル)バニラパワーミント
笑顔をより輝かせる美白ブレンドには、やさしく歯を白くする竹パウダー、炭酸カルシウム、重曹が配合されています。グレープフルーツシードエキスとエゴマエキスが有害な糖酸に作用します。この植物性歯磨き粉で、笑顔に白い歯の輝きをプラス。バニラと少量のペパーミントオイル配合で息をさわやかにします。次はあなたが笑顔で輝く番です。
炭酸Ca、 水、 グリセリン、 ココイルグルタミン酸Na、 カラギーナン、 バニラ果実油、 アロエベラ液汁 (1) 、 チャ葉エキス、 グレープフルーツ種子エキス、 シソ種子エキス、 ダイウイキョウ果実/種子油、 セイヨウハッカ油、 ステビア葉/茎エキス、 シリカ、炭酸水素Na。(1)
ほんのり香るバニラと、口に入れた時に感じる甘み。
3種類でいえばバニラパワーミントが一番特徴を感じられます。
使う前は「曲者かも!」と警戒していましたが、いざ使ってみると「これが一番美味しいかも〜」なんて思ったり。
それも甘ったるい訳ではないので、歯磨き後のサッパリ感はちゃんと得られます。
3種類を使ってみて「どれもいいし、どれでもいい」
価格も170gで600円ほどと、日本の一般的な歯磨き粉(300円くらい?)と比較すると少し高い程度なので手も出しやすい。
その上、味わいも海外製品だからと何かクセがある訳でもなく、むしろ天然成分で構成されていることやパッケージの可愛さなどを考慮すると「むしろアリだろ」と言えるような感想を持ちました。
泡立ちはゼロではないものの、日本の市販品みたいに泡立ち良すぎて口から溢れるなんてことありません。
これくらいが長く磨けて良い気もします。
ということで、今現在大量の歯磨き粉があるので次買うまでかなり期間が開きそうですが、ジェイソンナチュラルの歯磨き粉はおすすめです。
洗剤について思うこと
なぜ市販洗剤はシンプルと真逆になっていくのか
歯磨き粉の話から逸れますが、個人的に洗剤全般に関してこのような疑問をずっと持っていました。
- 洗剤を用途別に分けすぎ
- 「泡と香りで掃除した気」にさせすぎ
汚れに特化とか言いますが、定期的に掃除していればカビも生えませんし、汚れも簡単に落ちます。
成分を複雑にして汚れ落ちに特化というのは建前で、本音は「用途別に洗剤を買わせたい!兼用されたら困る」ですよね。
また「アワアワにしないと洗った気がしない病」「いい匂いがしないと洗った気がしない病」も市販洗剤メーカーの狙いですよね。
「たくさん消費してくれた方が売り上げが増える」が前提なら、必要最小限の構成とか無香料とかってミニマルな方向には行きにくいのかもしれません。
差別化できるところも限られてそうですしね。
となると「細分化」して専用洗剤を作ったり、濃度を上げて香りを持続させたりという「足していく思考」にしかなりません。
(例外として「量を減らして割高にする作戦」は足さずに引いてますが)
何はともあれ「残留」しやすくなる訳ですから、人により「肌がかゆい!かぶれる!」なんてことにも繋がりますし。
そこを待ち構えるように「敏感肌のあなたに!」と無添加ヅラした商品があったり。うまくできてます。
我が家では家の掃除にはクエン酸とセスキ炭酸ソーダ、キッチンハイター(カビ取り)などを駆使しています。
洗濯もマグネシウムとセスキで温水つけ置き洗い。
口が悪いですね。
とはいえ、何の疑問ももたないままでいるとあれもこれもと買い揃えてしまうだけではなく「お風呂はお風呂用洗剤じゃないと洗えない!」なんて洗脳されるリスクもあり、そうなるともうメーカーの思うツボです。(最終的には個人の自由ですけど)
そして、辺りを見回すと「口に入れる歯磨き粉が一番色々混ざってる洗剤」になってしまい、いい機会なので見直してみることにした・・・という経緯だったりします。