よく「この成分のサプリは飲むな!」みたいな記事はありますよね。
でも「こういう売り方のサプリは買うな!注意しろ!」という記事はあまり見かけない気がするので、自衛ポイントを紹介したいと思います。
買わないほうがいいサプリの見分ける4つのポイント
1.初回限定100円とか激安なくせに(こっそり)高額な定期購入コース縛り確定
こういうサプリの売り方は言わば「100円というキーワードに釣られて寄ってくる人間に勢いで買わせて後から絞り取る」という魂胆であると考えて問題ありません。
そういう所は大体「初回お試し」とか言ってますが、初回で辞められず半ば無理矢理定期コースにブチ込まれるのではもはや”お試し”ではないですよね。
また「初回お試しの条件には定期コースへの加入が必須」とか、
見逃したら支払額がウン万円は変わる大切な内容を
めちゃめちゃ小さな文字で書いている。
そういう販売元はハナからトライアル(お試し)目的の満足度向上を意図したサービスではなく「安さに釣られるバカから金を搾り取ろう」という魂胆でしかありません。
2.「※個人の感想です」を連呼するPRサイトや映像に気をつける
健康食品系の通販番組などを見ると笑えてくるほど表示されますよね。
売りたい商品の"ご愛用者"を立て続けに紹介して、彼らの言うコトほぼすべてに「※個人の感想です」がついてるんですよ?
「個人の感想だから、ウチは責任取れないよ」
確かにサプリや健康食品は個人差があるジャンルだからこそ「100%」なんて絶対謳えません。
私も自分の「やってみた系記事」を真似した人にアレコレ言われたくないから「やるなら自己責任でお願いしますね」なんて言うときがあります。
だからこそ、言うなとは言いません。
が、それを免罪符としてギリギリの表現で好き放題に言いまくるのは少し違いませんか。
結果、薬事法で取り締まられない範囲で「効果をイメージ・連想させる表現」を”ご愛用者”に連呼させて、その映像には「※個人の感想です」を貼り付ける。
うまくすり抜けた表現を都合よく解釈した視聴者が購入し、何かあっても「あんたが勝手にそういうイメージをしたんでしょ?悪いのアンタだ」という理屈。
それにプラスして定期購入コースをわかりにくくするとか、コンボ技で情弱搾取構造が完成しているのでこういうのはやっぱり自衛するほかありません。
3.商品名が(効果をイメージさせる)名称になっているものは気をつける
サプリと言えば下記のような・・・
- マルチビタミン
- 亜鉛
- ビタミンC
- カルシウム・マグネシウム
- DHA+EPA
みたいな成分名がそのまま使われたネーミングが普通ですよね。
でも、気をつけた方がいいサプリはそういうのではなく「○○革命!」とか「○○スリム」みたいな、理想をイメージできるようなネーミングになっている商品。
こういう商品は「(ターゲットの)悩み・コンプレックス」に直接訴求できるようにこういうネーミングにしているのですが、成分も数種類のが独自ブレンドされていたりします。
そこがミソで「ウチは独自配合だから価格が高い」「ウチのサプリには50種類の成分を配合している!」とか言えちゃうようになるんですよね。
でも(モノによっては)なんてことない安価な成分が適度にブレンドされてるだけだったりとか。
ターゲットに商品的魅力を感じさせつつ高額で販売する「唯一無二っぽい感じを出す」手段としてよく使われるのです。
あくまで「注意」であって、こういう商品を選ばないほうがいいという訳ではありあせん。
4.パッケージやサイトがやたらと華美&顔つきご愛用者の声に気をつける
商品パッケージがギラギラだったり、ウェブサイトの商品紹介ページが長々としている商品も注意が必要。
そういう商品紹介ページには高確率で「顔つきのご愛用者の声(レビュー)」がありますが、その商品に関係した個人や企業が作ってるページに賛否両論のガチなレビューとか載せる訳ないですよね。
その商品紹介ページで商品をけなすレビュー見たことありますか?「絶対買わないほうがいい」みたいな。
そもそも”ご愛用者”なので、良い事しか言う気がない人たちを集めている訳ですよ。(これ以上深堀りはしませんけど)
「最高ですかー!?」に「最高です!」しか言わない人を意図的に集めた商品紹介はあまりにも不自然です。
今やサクラ臭くてたまらない楽天やAmazonのレビューでも、それなりに星1とか星2の低評価をつけてその理由を述べる人はちゃんといるので、良い評価ばかり集めて見せてくる人や企業は警戒すべき。
モデルやタレントがインスタグラムやTwitterで「これ超使える!」とか自分の顔に商品くっつけて自撮りしてるのとか、大体企業からお金貰って宣伝しているものです。
繰り返しますがそれがダメな行為だとは言いません。
ただ、その宣伝を見る側は「そのモデルやタレントが本当にそれを”ご愛用”しているかはまた別の話である」と明確に認識すべきだと考えます。
どこでサプリを買うのがいいのか?
超有名メーカーで満足できないなら海外サプリ(アメリカ)に手を出すのもアリ
私はiHerbで買った海外メーカーのビタミンDサプリのご愛用者で長年飲み続けてます。
たまに近くのドラッグストアで買えるビタミンDに浮気したりもしますが、基本アイハーブで買うことが多いですね。
よく「国産は安全で海外産は危険」という声もありますが、海外って範囲広すぎじゃないですか?笑
確かに中国の名もなき激安サプリとかは少し怖いですが、アイハーブなどで販売されているサプリは主にアメリカの大手メーカーで、アメリカの健康食品の審査基準は厳しいと有名です。
これも実際私が現地で確認した訳ではなくただの受け売りですけど、今まで数多の海外サプリを飲んで問題が起こったことはありません。
また、配合量に対して安価なのが特徴です。
品質的に問題がないのであれば、安価であるほうが続けやすいのは言うまでもありません。
海外製品に抵抗がある方は日本の大手メーカーだけで十分ではないでしょうか。
- DHC
- ファンケル
- アサヒ(ディアナチュラ)
ダイエット系・美容系サプリはDHCやファンケル、一般的な単成分サプリはどのメーカーも揃ってます。
ただ、日本の大手メーカーや海外製品で満足できないなら「そもそもサプリを飲むことがベストなのか?」を問う必要があるでしょう。