重い作業をさせた時にアツアツになってしまうMac。
ファンは自動制御されているのですが、結構熱くなってからじゃないと排熱されないのが仕様のようです。
そこで(自己責任で)ファンコントロールソフトを使い、常時ファンを低速回転されている人は少なくないでしょう。
ここでは一部で言われているMacs Fan Controlの危険性について調べてみました。
Macs Fan Controlが危険だと言われる理由とそう思わない理由
ひそかに外部へ通信を行っている様子があるらしい(真偽は不明)
おそらくこの記事を見てくれている方はMacs Fan Controlを使用中か、これから導入するかのどちらかでしょう。
Macs Fan Controlはフリーソフトであるため様々な方のブログでも取り上げられていますが、この点に関しての記事は少ないです。
個人的な結論から言うと「問題ないのではないか?」です。
私はソフト開発などに精通した知識やスキルは持ち合わせていませんが、事実背景を調べることは好きです。
実際、かれこれ数年Macs Fan Controlを愛用させてもらってますが、特に日常生活で問題が起きたことはありません。
しかしこれでは弱いのでもう少しの根拠を書きたいと思います。
もし問題があるなら日本のエンジニア達も黙っていない(ハズ)
Macs Fan Controlは海外製のフリーソフトでありながらも、多くの人から使われており様々な人がサイトで紹介しています。
紹介している人たちがエンジニアかどうかはわかりませんが、ある程度有名なソフトならソフト開発に精通した彼らのチェックを受けてもおかしくありません。
そこでもし本当に怪しい挙動があるなら(エンジニア自ら)声を上げたくなるものではないでしょうか。
Twitterで「Macs Fan Control 危険」などの複合ワードで調べてみると、ほとんどヒットしませんでした。
逆にMacs Fan Controlに肯定的な発言をしていて、プロフに自らをエンジニアと名乗る(あるいは使用言語を記載しているなど)の人たちは見受けられました。
英単語でも調べてみましたが、これといって気になる点はありません。
もしそれらが本当にあるのであれば根拠あるソース(出典)を明記するべきだと思います。
競合ソフトにアフィリエイトプログラムが存在する
Macs Fan Controlは基本的に無料で使えるソフトです。
ファンコントロールソフト自体は数える程度しか存在しないようで、有名所を挙げると下記となります。
- Macs Fan Control(フリー)
- Derman Fan Control(フリー)
- TG PRO(有料 ¥1,600)
この中でもTG PROはアフィリエイトプログラムが存在し、リンク経由で購入されると20%の紹介料が得られる仕組みがあるのです。
つまり、ファンコントロールソフトを紹介するならTG PROを勧めた方がお金になるということですね。
本当に有用だと思って紹介している人もいれば、お金になるからあえて勧めている人もいるでしょう。
例)「Mac fan controlは外部通信をしていて不安だから、TG PROがおすすめ!」などなど
真実はわかりませんが、幸いTG PROは2週間ほど試用できます。衝動買いはやめてまずは試用しましょう。
TG PROを試用してみた
2週間ほど試用できるようなので私もTG PROを使ってみました。
しかし、これといってMacs Fan Controlよりも優れているとは思いませんでした。
私の環境はMac mini2018ですが、TGPROでファンの回転数をいじろうとすると常時フル回転しか選べません。(試用した時期の話なのでアップデートされた可能性もアリ)
MAXは4400rpmですが、これだとうるさすぎて不快です。
せいぜい3000rpmくらいが本体もアツアツにならず丁度よい騒音なんですよね。(私の感覚では)
Macs Fan Controlは回転数を可変させられるので、騒音として許容できる範囲で常時回転が可能です。
ファンコントロールの条件付けなどではTG PROのほうが優れているのかもしれませんが、常時フル回転にしかできないので魅力的ではありませんでした。
個人的に「そんなに良いとは思えないな」というものを紹介するのはアレなので当サイトでは紹介しません。
一応使ってみたい方は下記か、あるいはググって下さい。
(下記は公式URLそのままです)
https://www.tunabellysoftware.com/tgpro/
Macs Fan Controlのアンインストール方法
ソフトをAppcleanerにドラッグ&ドロップ
Macソフトのアンインストールはアプリケーションフォルダにあるソフトをゴミ箱に捨てれば済みますが、それだと不完全だったりします。
というのもソフトが生成した関連ファイルが残ってしまうことがあるため。
そのため、Appcleanerというソフトとその関連ファイルをまとめて削除してくれるツールを入れておくと便利です。
フリーソフトです。
http://freemacsoft.net/appcleaner/
まずはMacs Fan Controlを終了してください。起動中だと削除できません。
次にアプリケーションフォルダにあるMacs Fan Control.appをAppcleanerのウィンドウにD&Dします。
するとこのように関連ファイルも探して表示してくれました。
削除するファイルにチェックを入れてRemoveを押せば完了です。
さいごに
ファンは消耗品、でもそうそう壊れない
今のMacmini2018を使う前もMacminiでしたが、その頃から常時回転状態で使ってました。
しかし、手放す最後までファンに異常が起こったことはなく、相当高耐久だと思います。
もし壊れてもパーツを取り替えれば済む話なので、シンプルに指定したスピードでひたすら回し続けてくれればそれだけで御の字なんですよね。
ということで、Macs Fan Controlで不安に思われた方はぜひ私の意見も加味してみて下さい。