コロナの影響なのか「家で遊べるもの」が人気だったようですが、その1つにエアソフトガンが挙げられます。
私も学生時代ぶりに東京マルイ製のエアコッキングガンを購入して懐かしさに浸ってみました。
とはいえ、室内で遊ぶ場合エアガン以上に重要なのはターゲットの存在です。
悩みあぐねて極限までシンプルにした室内ターゲット
静音かつ跳弾を防ぎ、BB弾を効率的かつ再利用できる形で回収したい
最初はダンボールをターゲットにしていたんですよね。よくあるあるです。
でも、ダンボールって意外とうるさい。
18歳以上用の銃で撃つと片面は貫通できるのですが「バチン」って音がちょっと気になります。
また、(打ちまくって)穴ボコだらけのダンボールは次第につまらなくなってきます。
的がほしい!命中精度を楽しんでこそのエアガンじゃろうに!
前置きはこのぐらいにして、完成形がこちら。
限りなく家にあるものだけで構成したので安っぽさ全開ですが、この構造を自分でDIYなりしてカッチョ良く仕立てるのもいいのではないでしょうか。
(たぶん自分より前にコレ考えて作った人が10万人くらいはいると思いますが)
材料
- 壁フック(ハンガーが掛かるJ型のやつ)
- 針金ハンガー
- マフラーみたいな布(Tシャツでもいけんのかな?)
- ダブルクリップ1個(ターゲットペーパー固定用)
- 油性マジック2本(キャップ部分にクリップがついているもの)
- マスキングテープ(ガムテでもいいかな?壁紙はがれに注意)
- 適当な箱(BB弾回収用)
清々しい程に100均で揃う材料ばかり。
基本家にあるもので、もし全部買っても700円+税ですから、Amazonで買える既製品のターゲットとかより安い。
説明するまでもないですが、壁につけたフックに布を吊るしたハンガーをかけて、マジックで壁との隙間を空けただけのもの。
マジックはそのままだとずれるので剥離しやすいマスキングテープで固定。
ターゲットペーパーはダブルクリップで軽く押さえてるだけ。
その下にBB弾回収用の箱を置く。ダンボールとかなんでもいい。
箱の中にブランケットなどをかけると弾が落ちる音もほぼしない。
めちゃくちゃ簡単。秒で完成する。
静音かつ跳弾を防ぎ・・・布に撃つので静か&布が弾の勢いを打ち消すので(ほぼ)跳弾しない。
BB弾を効率的かつ再利用できるよう回収・・・勢いを失ったBB弾はそのまま下に落下。布に当たるだけなので弾が変形する可能性も低い。
実際に使った動画を撮りました。
ペーパーターゲットに当たったBB弾がペーパーと布の間からスルッと落ちていきます。
BB弾の再利用なんかしないぜ!って人は真下がゴミ箱でもいいですよね。
ごくたまに箱の横にポトることもありますが、ほぼほぼ箱の中に落ちてちゃんと回収されます。
ボックス型(箱型)などの既製品シューティングターゲットの問題点
実は今回のを作る前には既製品のターゲットを買うことばかり考えていました。
が、(個人的に)家の中に撮影ボックスみたいな箱を置きたくない気持ちがあったんですよね。
かといってダンボールはうるさいし・・・。
また、こういうターゲットの欠点として「高さの調節や場所の確保が厄介」ということだったりします。
多くの場合、テーブルや棚などに載せて使うのでしょうけど、人の身長だったり、室内の構造だったりで「どうしてもこの高さ、この場所がいい!」という時に使い勝手が悪いんですよね。
当記事の自作ターゲットは壁に画鋲サイズの穴を空けることさえ許容できれば好きな高さに設置できるのがポイントです。
ちなみに東京マルイのプロキャッチターゲットは昔持ってましたが、18禁エアガンで撃った弾がフレーム(枠)に当たると割れるんですよね。
また、くっついたBB弾が下に落ちる前に飛んできたBB弾に当たると跳弾するのも不満点でした。
本音を言うと「音なんか気にせずに金属製の的にバカスカ撃ってBB弾も割れてOK,回収なんか気にしない」みたいな環境が理想ですが・・・。
金属に当たった時のキーンって音、いいですよね。
【STAYFOG配布】無料ターゲットペーパー
余計なものがない印刷コストだけを考えたターゲットペーパー
プリンターで印刷して使えるターゲットペーパーはネット上にゴマンとありますが、自分好みのペーパーがなかったので自作しました。
A4サイズのコピー用紙に2つのターゲットを配置したので、真ん中で切るとA5サイズのペーパーが2枚出来ます。
(おそらく)誰がどうみてもターゲットだとわかるので「Target」とか書いてません。インク(トナー)節約です。
中央の10点で✗マークとかあったりしますがそれも省略、真ん中が10点とか1〜9の流れを見ればわかる。見ればわかるものは全部省いてやる!このっ!!!
あ、1~9だけは書いておかないと「あれ?パナウェーブの亜種かな?」とか思われる可能性があるので致し方なく・・・。(冗談です)
この模様の紙を貼れば、電磁波が防げるらしいよ#パナウェーブ研究所 pic.twitter.com/b3FLEmqiUL
— でぶーンX4 (@jm156mirage96) April 24, 2019
A4コピー用紙1枚で6回狙えるターゲットペーパー
しばらく最初のターゲットペーパーで遊んでいたのですが「なんか物足りないなぁ」と思い始めたので改良版を作ってみました。
1つの的の点数を5点MAXにした代わりに、的を6つに増やし「6発撃って30点中何点取れるか」みたいなScoreを付け足してみました。
ですがそれは表向きの理由で、1つの的に数発撃った合計点を数えて1区切りとする形であれば単純に6回できるのでペーパーを取り替える手間が省けるという裏の意図があったりします。
しかし・・・的があったら全部に撃ちたくなるのが人間の性なのでしょうか、結果ペーパーを取り替える頻度はさほど変わりませんでした・・・。
今の時代、部屋で遊べるストレス解消はいいぞ〜
大人も子供も黙って自宅でポスポス撃ってればいい
リアルさやリコイルショックを求めるなら断然ガスブローバックですが、ガス代がかかるのとブローバック音がうるさいです。
どこかの誰かが「エアコキに始まりエアコキに終わる」という名言を仰ってましたが、謎に含蓄がありよい表現ですね。
エアガンとはいえ公園などに持ち込むと場合によって(特に大人は)即通報案件ですので、黙って自宅で楽しんでいましょう。
お座敷以上の熱量が出てきたらシューティングレンジなどをご利用ください。
長物がお好きな方はボルトアクションライフルなんかどうでしょうか。
インテリアとして壁掛けするのもアリですよ〜。