Dremel(ドレメル)の電動ルーターを購入しました。
買って満足のいく製品でしたが、ルーター初心者に私にとっては購入前に疑問も多く結構調べる必要がありました。
とはいえ一通り揃ったので、ルータと合わせて買うべきツール等も紹介したいと思います。
Dremelハイスピードロータリーツール3000購入まで
価格と性能のバランスがベストな機種
下記は現状Amazonで買えるモデルの要点一覧。
ハイスピードロータリーツール3000 | 約7,500円 | 10,000~32,000回転/分 | AC100V |
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ハイスピードロータリーツール4000 | 約15,000円 | 5,000~32,000回転/分 | AC100V |
ペン型ミニルーターFINO | 約8,000円 | 最大22,000回転まで調整可能なダイヤル式の無段変速 | AC100V |
バッテリーミニルーター MICRO | 約9,500円 | 5,000-28,000回転/分 | 7.2V(充電式内蔵リチウムイオンバッテリー) |
自分の用途だとバッテリーではなくてもいいので、4000より性能と価格の落ちた3000くらいがベストだと判断。
他にも
- プロクソン
- リョービ
- TACKLIFE
などが検討メーカーだったのですが、なんとなくドレメルの青とグレーのカラーリングに惹かれたという単純な理由でした。
ドレメル3000n/10は必要最低限しか付属しない
これが中身。付属品です。
ケースに入っているのはたったこれだけなので、別にビットも買わないと目的に合わせた掘削や磨きができません。
より様々な用途に対応するにはドメレルチャックや追加コレットが必要
ルーター用のビットには軸のサイズが何種類かあり、そのサイズに合ったコレットを使わないとちゃんと固定できないという決まりがあるようで。
最大締め付けてもガバガバになるようなコレットとビットの組み合わせだと当然使えないんですよね。
ドレメル3000n/10には3.2mmのコレットしか付いてきません。
しかし、汎用ビットなどは2.35mm軸などが多いです。
なので、別サイズのコレットも買うか、ドレメルチャックという可変式で使えるチャックも別に用意したほうが利便性が上がります。
私はUIDというメーカー?のコレット&ドメレルチャック類似品セットを買いました。
金色のがコレット、小さな黒いのがコレット固定部品。
黒くて一番デカイのが互換チャックです。
取り付けてみましょう。
買ったばかりのルーターの先端はこのようにコレットで締めるようになっています。
付属の工具で外します。
下記がUIDの互換チャック。本物はドメレルチャックとかいう名前で呼ばれています。
装着。これでコレットをいちいち取り替えなくても、幅広い軸サイズのビットを使えるようになりました。
ルーター買うなら一緒に買いたい便利なビット
JINTONG 超硬バー タングステンバー
木材などをゴリゴリ削るならタングステンバーがおすすめ。
見ての通りぐいぐいエグれる刃がたくさんついており、普通の砥石やダイヤモンドビットよりも荒削りがはかどります。
ガラスなどを削るならダイヤモンドビット
今回は買わずにいましたが、ガラスなどを削るならダイヤモンドビットがおすすめです。
ダイソーにもあるかな?と見に行きましたが、ダイヤモンドビットはありませんでした。
前は4,5本セットになったビットが売ってたような気がするのですが・・・この店舗だけ?
どこかしら最近ダイソーは工具類の充実度が悪くなった気がします。
Dremelハイスピードロータリーツール3000を使ってみて
パワーはあるが、軽くはない。
ペン持ちしたいならもっと軽くて細いルーターがよいかもしれません。
パワーは十分で木材の掘削はラクラク。金属切断も時間をかければできます。
とはいえ、高速回転を使うと騒音もそれなりに大きいので速度設定が2/4/6/8/10と5段階ありますが、室内利用では2か4しか使いませんでした。
モーターに負荷をかけてでも早く処理したい!って場合は10でもいけるかもですが、ちょっと不安がありますね。
あまりパワーを上げずに使うんだったら最初からドレメルチャックが標準搭載されていて本体サイズもスリムな「FINO」のほうがよいかもしれません。
速度調節も無段階ですし。
逆に、ドレメル4000だと3000よりもっとヘビーな使い方にも耐えそうですが、細々とした用途には益々向かなさそうな気もします。
フレキシブルシャフトを付ければルーター本体をバナナハンガーみたいなもので吊り下げて、ペン型のスリムな軸を持って細かい作業を行うなんてこともできるようですが・・・。
参考になれば幸いです。