WordPressで独自にデータ配布などをする際に便利なのが「Simple Download Monitor」といったプラグインですよね。
自分のサイトで配布できる上、ダウンロードした人のIPや国別データなども取得できるのでアクセス分析にも一役買います。
しかし、そんな時に邪魔なのがbotやスパム的ダウンロードの存在。
なるべく変なカウントを入れないためにreCAPTCHAを導入したいものですが、エラーになる場合があります。
Simple Download MonitorにreCAPTCHAがエラーになる
現状、reCAPTCHA V3を使うとエラーになる模様
reCAPTCHAはV3までありますが、Simple Download MonitorにreCAPTCHAを搭載するにはV2である必要があるようです。
コンタクトフォーム7などはV3でも動くのですが、その時に取得したV3のサイトキーとシークレットキーを反映させても下記のようなエラーになりました。
「サイト所有者の確認が必要なエラー: キータイプが無効です」
そこで同じドメインで再度V2のサイトキーとシークレットキー生成して反映させたところ、無事Simple Download MonitorでもreCAPTCHAが動くようになりました。
reCAPTCHAについて
reCAPTCHAとは
ウェブサイトの入力欄等を悪質なbot等から守るために提供されている機能。
何かにログインしたり、入力項目を送信したり、ダウンロードしたりという時に導入されています。
「私はロボットではありません」というチェックボックスをクリックした経験がある人は多いでしょう。
これです。
V1,V2,V3とバージョンがあり、それにより判別方法が若干異なっています。
V1,V2,V3で何が違うのか
おおまかに下記となります。
- V1は「読みにくい歪んだ英文字を判別して入力する方法」
- V2は「私はロボットではありませんにチェックする方法」(怪しい場合は画像選択による追加判別)
- V3は「サイト内行動に対して不審な点があるかどうかを監視する方法」
文字入力→チェックボックス→何もしなくていい
と、バージョンが上がるごとにサイト閲覧者に何かを強いることなく判別が可能になっているようです。