SSDの価格が下がってきてシステムはもちろん、データ保存にも積極活用できる価格感となりましたね。
我が家でもSSD化が浸透しHDDは「テレビ録画用」「TimeMachine用(Macのバックアップ)」以外に出番がありません。
そんなSSDですが、PCのデータ保存用として「外付けポータブルSSD」を検討している人もいるでしょう。
しかし、ポータブルSSDを買うよりも「2.5インチSSD+SATA変換ケーブル」の組み合わせの方がお得だったりします。
ポータブルSSDより2.5インチ内蔵型SSDがおすすめ
ポータブルSSDはデザインが豊富でも若干割高
ポータブルSSDはハードディスクドライブのように円盤や駆動部品がありません。
そのため形状も細長くスタイリッシュなものや、正方形のものまでメーカーによって様々です。
しかし、形状が異なるせいか一般的な素の2.5インチSSDと比較すると割高な価格設定なのが気になる点。
デザインで選ぶのであえばともかく、SSDの恩恵を授かりたいだけならあえてポータブルSSDを選ぶ必要性は低いと言えるでしょう。
(既成のポータブルSSDには「耐衝撃」といったアピールもありますが、そもそもSSD自体が衝撃に強いです)
素の2.5インチSSDにSATA変換ケーブルで使う
そこで私は素の2.5インチSSDにSATA-USB変換ケーブルの組み合わせで使っています。
SSDはSAMSUNG製の860EVO1TBで、Sabrentという中華メーカーのSATA-USB変換ケーブルです。
このようにSATA端子をUSBに変換して使うので単なるHDDケースなどと変わりませんが、ケースそのものがないためSSDの薄さや軽さを極限まで邪魔しないのがメリットです。
真上から見る分には普通ですが、実際はかなり薄くコンパクト。
このSAMSUNGのSSDは厚みが5mmでした。
サイズ感でいえばミンティアより二回り大きいくらいでしょうか。
強烈なのが重量です。47gしかありません。
ケーブルを入れても79gです。
既成品のポータブルSSDも小さくて軽い製品が多いですが、それはSSDだからであってポータブル仕様だからではありません。
普通に素の2.5インチSSDとケーブルだけでよりお手頃にSSD環境を構築可能です。
2.5インチSSDは無名メーカーだと心配なのでSanDisk・SAMSUNG・クルーシャル・WDあたりを選べばよいのではないでしょうか。
私はちょいちょいAmazonでセールされていたSAMSUNGにしましたが、上記メーカーなら後は価格の安さで決めますかね。
はてな
2019年6月時点で例えばSanDiskのポータブルSSD(1TB)は20,000円くらいしますが、2.5インチSSD(1TB)は13,000円くらいで購入可能。
変換ケーブルが1,000円程なので、差額にして6,000円くらい安くなる感じでしょうか。
ポータブルSSDのおすすめ。選ぶならデザイン重視。
I-O DATA ポータブルSSD SSPH-UT480K/E
I-O DATA ポータブルSSD 480GB 耐衝撃 軽量 PS4/PS4 Pro/Mac対応 USB3.1(Gen1) SSPH-UT480K/E
参考価格 960GB 約16,000円(2019年6現在)
頑丈そうな正方形ボディがなんともいえない無骨さ。
耐衝撃・耐振動をアピールしており模様の面はラバー素材でできているようです。
防水・防滴性能もあればより完璧でしたね。
とはいえ価格は960GBで16,000円ほどなので、素のSSDで使うのと同等のかなりお手頃なポータブルSSDです。
Transcend 外付けSSD TS960GESD250C
Transcend 外付けSSD 960GB USB3.1(Gen2)Type-A/Type-C 対応 ポータブルSSD TS960GESD250C (高速・軽量アルミケース仕様)
参考価格 960GB 約22,000円(2019年6現在)
トランセンドのスタイリッシュな細長SSDです。
角が面取りされたアルミだと思いますが高級感もありカッコイイですよね。
SanDisk エクストリーム ポータブル SDSSDE60-1T00-J25
参考価格 1TB 約22,000円(2019年6現在)
角丸なデザインと赤いストラップホールが特徴的なポータブルSSD。
IP55の防滴性と防塵性を備えており、カラビナを付けてカバンに付けておいても丈夫かつカッコイイ見栄えですよね。
データ復旧ソフト「レスキュープロ デラックス」1年間利用特典も付属する上、最小は250GBから最大は2TBまで容量のラインナップも広いのが特徴。
まとめ
安くかつミニマムにしたいなら2.5インチSSDがお得
デザイン面で見れば既成品のポータブルSSDに軍配が上がるものの、コスパの面では2.5インチSSDが未だ勝るようです。
2.5インチSSDはただの板なので、ステッカーやシールなどで自分好みにカスタムするのも良さそうですね。