食物繊維をよく取るようにしています。
中でも寒天は好きなのでたまに食べるのですが、一般的に寒天は牛乳やカルピス、果物系のジュースを入れて固めることが多いですよね。
食生活に制約を設けている私はジュース類を寒天にするのはなかなか難しいので、水寒天に何をかければ美味しくなるか?を検証してみました。
水寒天に至る経緯
果物ジュース類はなるべく加熱したくない。
牛乳は嫌いではないですが、(お腹下しますし)あえて飲む理由はないのでずっと飲んでいません。
ジュースは果物系以外はしばらく控えており、最近ストレートりんごジュースの「希望の雫」を飲んだ位です。
【関連記事】【濃縮還元とストレートの差】希望の雫で思い知ったりんごジュースの美味しさ
寒天作りで味付けのためとはいえジュースを使うと消費量が増えますし、そもそもジュースを加熱するのは気分的に乗らず・・・。
寒天溶かしたお湯をギリギリまで冷ましてジュースを混ぜるなどやり方も工夫はできますが、作るたびに温度見張ってやるのも面倒です。
濃縮還元は濃縮の時に加熱されてるそうなので今更ですけど、ストレートジュースだと「せっかく生搾りの良さが消えてしまいそう」という懸念点もありますよね。
もう水だけで寒天作るしかないね。
水寒天はどう食べれば美味しいのか?
うちにある甘いものをかけてみた
まずはメープルシロップ。
わざわざご丁寧に切りそろえてかけてみたのですが、シロップが水っぽくなりイマイチでした。
メープルシロップ単体は美味しいですし、米粉パンにつけると最高です。
【関連記事】B&Bメープルシロップを購入!米粉パンが捗る美味しさ
お次はストレートりんごジュース「希望の雫」
寒天をサイコロカットにしてカップの中に入れ、上からジュースをかける。
これは意外と悪くない!薄味りんご寒天といった感じ。
寒天と一緒に固めなくても、後からジュースかけるだけでも普通に食べれます。
お次は最近買ったきな粉。なんだかわらびもちを彷彿とさせますね。
が、きな粉だけだと微妙でした。甘みが足りない。そしてむせる。
「甘みがあればいいのだな」と、きな粉の上に砂糖(粗糖)を混ぜて食べてみると・・・。
これは美味い!
むせるのは相変わらずですが、きなこと砂糖の組み合わせはグッドです!
さすがわらびもちで確立されているだけのことはある。(あっちは黒蜜だけど)
黒蜜がないので先ほどのメープルシロップかけてみました。
きなこ+メープルシロップは最高の組み合わせにも思えますが・・・微妙です。なくていい。
ということで、水寒天におすすめの組み合わせはきな粉+砂糖(粗糖)という結論でした。
りんごジュースがけにするのも悪くなかったですけどね。
ちなみに今回かけたきな粉は「波里 国産きなこ大容量」です。
粉寒天は「ヘルシーカンパニー 粉末寒天150g」を使用しています。
食物繊維と酪酸菌の効果
食物繊維を取ったら酪酸菌も摂取して腸内をよりよい状態に
「食物繊維は腸内で善玉菌のエサになる」なんて聞いた事がある人も多いかと思います。
中でも善玉菌の一種である酪酸菌は、腸内フローラが健康な状態を維持する上で重要な「酪酸」を作り出せる唯一の善玉菌であるとのこと。
酪酸を作り出せるのは酪酸菌だけで、乳酸菌やビフィズス菌には作ることができません。酪酸菌が作り出す酪酸は腸内を弱酸性にすることで、腸内にある悪玉菌が発育することを抑制し、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が住みやすい環境を作るのに役立ちます。腸内が弱酸性になることによって、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルの吸収性が上がり、ミネラル不足を補うこともできると言われています。
「酪酸菌を増やせば健康・長寿になれる」という本にも酪酸菌と食物繊維の重要性が説かれています。
そんな酪酸菌を摂取するなら下記の整腸剤がおすすめです。
- ビオスリーHi(成人1日6錠に糖化菌150mg、ラクトミン(乳酸菌)30mg、酪酸菌150mg
- 強ミヤリサン(成人1日9錠に酪酸菌を270mg)
- 太田胃散整腸薬(成人1日9錠にビフィズス菌30mg、ラクトミン(ガッセリ菌)30mg、酪酸菌90mg、生薬他)
私は過去に強ミヤリサンを飲んでいましたが、現在はビオスリーHiを飲んでいます。
強ミヤリサンは酪酸菌の含有量が多い反面、他の菌は入っていません。
ビオスリーは3種類、太田胃散も3種類+生薬と入っていますが、その分含有量が少なめです。
さいごに
水寒天はすぐ作れて腸にも良い
鍋に水をいれて、火にかけながら粉寒天を溶かし、火を止めて放置するだけで出来るのでとても簡単です。
あとは「どう美味しくたべるか?」という問題ですが、きな粉と砂糖があれば美味しく食べられます。
手軽に食物繊維を摂れるようになれば腸内にも良い循環になりますし、人によってはダイエットを加速させたりもできそうです。