2024年の春から新たに仲間となったDAHON Dove plus。
近場の相棒として頻繁に部屋から出動させているのですが、こやつ・・・小さいくせに走りが良い。(と思う)
シングルギアのせいか14インチのせいか軽量設計の恩恵か、ミニベロにしては伸びが良いように感じられます。
段差の弱さは小径なので致し方ないのですが、それでも太めタイヤのおかげか不快感はそれほどありません。
ということで、チェーンリングを大きくしてもう少し疾走感を高めてみたという話です。
DAHON Dove plusあるあるカスタム
LiteProのチェーンガード一体チェーンリング47Tに交換
アリエクから届きました。
じゃじゃーん。
47T / 130BCDです。
ガードが一体型なのですが、実は昔この手のチェーンリングをアマゾンで買ったらガードが凹んで使えないモノが届いたんですよね。(返品しました)
トラブルがあった時、気軽に返品できる意味ではAmazonで買うのが安牌です。
チェーンリングを交換するにあたり、必要なチェーンの長さも変わります。よって元々のチェーンを取り外します。
重量を計ったら262g。
ミッシングリンクで繋いであり、数えたら80リンク(40コマ)でした。
新しいチェーンはZTTOの9速。激安中華チェーンです。1000円くらい。
ネットのチェーンリンク数計算機で計算したところ、84リンク(42コマ)で切れば問題なさそうでした。
切った後の重量はこちら。
50g軽くなりましたね。
ではではクランクを外しチェーンリングを交換します。
純正チェーンリング自体はボルト込みで160g。
LiteProのチェーンリングとボルトは81gと、約半分の重量です。
ちなみにチェーンリングに取り付けボルトは付属しません(私は過去に買った予備があったのでそれを使いました)
純正のボルトは長くてそのままだと取り付けられないので、フロントシングル用のチェーンリングボルトが必要です。
取り付け完了。
純正チェーンは張りすぎだという話を人様のブログか何かで拝見していたので、多少緩くても良いのだろうと思ってましたが緩すぎな感じもします。
とはいえペダルを回しても、手でチェーンを外そうとしても外れないのでこれで乗り回してみます。
47Tのチェーンリングで乗り回してみた感想
踏み込むと以前よりグイグイ進む感じがわかります。
大きくなったことで踏み込みが重くなるかと思いましたが、そこはあまり気になりませんでした。チェーンの緩さも特にトラブルなく。
ギア比計算サイトで調べてみると、同じケイデンスだと42T→47Tで大体2km/hほどアップするようです。
サイコンを付けて測ってみたところ、舗装路で普通に漕ぐ分には15~20km/hで安定、グイグイ漕げそうな長くて綺麗な舗装路では最大25~30km/hくらい出せました。
(安物のワイヤレスサイコンなので精度は不明、一応ちゃんとタイヤ周長は測って設定しましたが...)
にしても、乗り手との重量バランスなのでしょうか、私のミニベロに対するイメージはとにかく「スピードすぐ落ちる。伸びない。疲れる。」だったのですが、このDove plusに関してはあまりその部分を感じません。
さいごに
輪行用の収納バッグになるものを買ってみた
輪行する予定は無いのですが、とりあえず全体をすっぽり覆える袋が欲しいと色々探してみました。
「輪行バッグ」と銘打たれたモノは外見がいかにもな感じだったので、何か違うモノと思っていたところ、100L収納の多用途バッグと遭遇。
MAISON DE UN MAILLOTという名称で売られているコレですね。
生地は薄めのバリスティックみたいな感じでした。折りたたむと嵩張りますが、生地の厚さや強度はまずまず。
裏側はコーティングされている感じですが、防水性能は低そうです。
Doveをすっぽり覆えるサイズ感で、横幅が少し長いながらもサドルがはみ出ることなく完璧に収納可能。
難点としては持ち手が(折りたたみ自転車収納としては)中途半端に長いので、別途で肩掛けベルトを購入するのがおすすめ。
バッグの両サイドにはフックを取り付けるため?と思われるタブがあるのですが、幅が広いので私はセリアで買った2個セットのカラビナを前後に通したのちショルダーと合体させました。
Dove自体がペダルやライトコミコミで最終的に8キロくらいなので、実際に手持ちオンリーと肩掛けで比較したところ、肩掛けできると圧倒的に楽でした。
他に思った点は下記。
- バッグについている持ち手は加工(裁縫)ができるならもっと短くしたほうがいい。
- 肩掛けベルトを付けているタブの強度が不明
- 商品説明では耐荷重量100kgとのこと(しかし、金属で構成されたゴツゴツしたモノを入れての耐久性は不明)
折りたたみ自転車は畳んで床置きしたとき、タイヤ2つとシートポストの3点で自立してるパターンが多いですよね。
移動中の上下左右の振動でバッグの底面はその3点ばかりが強く押されて生地や縫製がどれだけ耐えられるのかというのが気になる所です。
さらにこのバッグの持ち手は全体をぐるっと一周するように縫い付けられていますが、肩掛けベルトをつけたタブ部分はそういう作りではありません。
肩掛けした時に自転車の荷重が前後のタブに集中するので輪行しまくった時にダメージを受けやすいように思います。
旅行カバンとして衣類やお土産などを入れる分には全く問題ないのでしょうけど。
とはいえ、見た目もシンプルですし、自転車に使わない時も用途が色々考えられそうなのでアリですね。