どうも、昨今の電動アシスト自転車ブームに対して「元々エコなものにリチウムイオン電池背負わせてエコじゃないこと流行らせてんな」と思う反面、中華製の怪しげなフルアシスト自転車にはなんだか妙に惹かれてしまうステイ子です。
さてさて、そんな私が今回やるのは2016年頃に買ったクロスバイクの復活です。
まずは過去に私がやらかした素人塗装などあらゆる業を引っぺがしたいと思います。
お古のクロスバイク復活計画
塗装はハードルが高い。地のアルミを磨いて鏡面にしたい
こちらスペシャライズドのクロスバイクです。2016年から乗ってましたがGTのフレームをゲットした後にパーツを移植しお役御免となりました。
現在主流のディスクブレーキではなくVブレーキ、さらに元々はガンメタカラー。
暇を持て余した私が適当にマットブラックに塗ったものです。
仕上がりはムラだらけで正直満足のいく仕上がりではありませんでした。
そんな過去を振り返ってみると、現状で満足いくDIY塗装は(私には)難しい・・・。
故に「塗装しないで満足感を得るにはどうしたらよいか?」と考えたところ、
塗装剥がして磨くしかないだろう!という結論になりました。
自転車を地の金属をひたすら磨いてペカペカにしている事例は検索すると結構ありますし、塗装しないなら塗りムラや剥がれを気にする必要もありません。
最終的なゴールはディスクブレーキ化
塗装されたフレームで実際に走っていたスペシャ号、最後のお姿。
雨の日に自転車乗らないし悪路走ったりもしないのでぶっちゃけブレーキとかどうでもいい派です。
制動力もVブレーキで満足でしたし。
ただ、ディスクブレーキローターがあるとなんかカッコイイのとリム全体を真っ黒にできるというルックスに関する2点だけでディスクブレーキに憧れてました。
リムブレーキ用のホイールってブレーキシューの当たる部分が銀色じゃないですか。
私個人としてはそこが気になってたんですよね。
いずれにせよディスク化できれば解決なので、塗装が剥がれた暁にはディスクブレーキ化の改造も検討したい。
この手のリムブレーキ車はフォークをディスク仕様に交換すればフロントは即解決ですが、リアにディスク台座が付いていないのでどうにかして後付けする必要が出てきます。
結局は中華パーツ頼りとなるでしょうけど、何はともあれ塗装の剥離です。
蓄積した塗膜を剥離する
ストレートのガスケットリムーバーが驚異的な剥離能力
塗装剥離で有名なのはスケルトンですが、どうも「アルミに使うと侵される(ダメージがでかい?)」という意見をたまに見かけたりしました。
そこでチョイスしたのはストレートのガスケットリムーバー。
スグレモン自動車用品さんが使っていたことで知りました。
スケルトンもですが、この手の薬剤は塗装をブクブクにするレベルで強力なので肌に付着すると焼けるように痛いそうです。
全身しっかり防護したうえで、ゴーグルと3Mの防毒マスクをして作業にとりかかります。
有機溶剤の匂いではなく、塩素みたいなスメルが強めです。
吹きつけて3分ほど待つとみるみる塗膜が波打ってきます。怖い。
ブラシでこすると・・・。
元々の塗装&私の上塗り塗装のダブルを一撃で浮かせて地のアルミが出てきました。すごすぎ・・・。
どんどんやります。
結局、1本では細かい部分の塗装は全て剥がしきれませんでした。
にしても塗装クズを集めてみたらこれだけの量に。
さらに2本追加購入。
まぁいいかなって所まで剥離できました。1本余ったので2本あればまぁまぁ剥がせます(フォークも含めたら3本あったほうが安心か)
細かい部分は剥がれにくいというか、溶けた塗料が伸ばされて再付着するみたいな感じもあるんですよね。
- 真鍮ブラシ
- 金属スクレーパー
- 靴用ブラシ
- タオル
これらを使ってゴシゴシやりましたがどうしても取りきれない箇所は後でスクレーパーや荒目のヤスリで削りました。
さいごに
洗浄後磨き工程に入る
(ゴシゴシやってるだけなので)画像はないんですけど、磨き工程はめちゃめちゃ大変でした。
というか大変すぎて途中で投げ出しました。
真鍮ブラシなどでついたキズや、地のアルミは結構ザラザラしててならすのがめちゃくちゃ大変です。(工具使うとうるさいし手磨きオンリー)
一応トップチューブとか直線部分は適度にならした後ピカールで磨いたら鏡面っぽく反射し始めたので「少し鏡面っぽくなってるし、これで外に出ても違和感ないしいいや」と、適当なところで終了。
磨きに使ったのは上記画像のスコッチブライト不織布研磨材ですが、それ以外に(自宅にあった)240番のペーパーとピカールネリを使っています。
さらに、この記事を書いている今はもうディスクブレーキ化作業は終わっています。(まだ走ってないですけど)
フロントはGTフレームでもお世話になったTOSEEKの中華MTBカーボンフォークを使い、リアはエンド部分に挟み込むタイプのパーツでディスク化しました。
こんなんですね。ただ強度的に疑問が残るので、ここは研究と工夫が必要そうです。
具体的には下記記事にて。