




お盆も過ぎ、これから秋に突入しますね。
今年初めてエアコン掃除を業者に頼んだのですが、3~4年使っただけでカビがびっしり。高圧洗浄機でドス黒い液体がバケツに貯まる様は驚愕でした。
掃除し忘れた方はタイミングをみて検討することをオススメします。
来年になったらまた混み合ったりめんどくさくなってカビルンルンの風を浴びることにならないように!
それはさておき今回、AFERIYリン酸鉄モバイルバッテリー「Nano100」を購入したのでレビューしたいと思います。


AFERIYリン酸鉄モバイルバッテリーNano100を購入
ポータブル電源はデカいなぁ〜という方におすすめの小型リン酸鉄バッテリー
来る災害に備えてポータブル電源を備蓄している家庭は多いかと思いますが、比較的小さい300Whレベルの製品でも大きいと思う方もいるでしょう。
さらに「備蓄といっても、放置してるだけってもったいないよね!日常で使えるサイズだと良いんだけど・・・」と思えば必然的にポータブル電源よりはモバイルバッテリーに食指が動きます。
しかし、モバイルバッテリーの多くは三元系リチウムですから発火の危険性は拭いきれない。
「リン酸鉄リチウムのモバイルバッテリーがあれば!」と待ち望んでいた方も多いでしょう。
実際、エレコムなどからもリン酸鉄モバイルバッテリーは出ており、ここから製品は増えていきそうですが、まだ圧倒的に少数派。
そんな中で今回レビューするこちらは99.2Wh/31000mAhレベルの(一応モバイルできる)リン酸鉄系モバイルバッテリーとして登場してきた訳です。


圧倒的小型!!!!しかし1kg越えの重量級
ポータブル電源みたいな見た目なのに片手で持てる!
ほら、横幅がほぼマッキーなんです!
さらに本体上部にはリール式のタイプCケーブルが搭載。
計測したら70cmほどあったので使い勝手は申し分なし。ケーブルの素材もナイロン編み込みのようで丈夫そうです。
なにこの可愛い奴!最高やんけ!
と思うでしょう。画像で見る分には小さいし軽そうですが、めっちゃ重い!
1kg上限のキッチンスケールで計測したら測れずエラーを吐きましたので、1kg以上は確定です。
(amazonのページには1.09kgとありました)
ちなみに三元系の10,000mAhのモバイルバッテリーの重量はこんな感じ。
Nano100(今回レビューするバッテリー)は31000mAhなので、三元系なら単純に3倍すれば600g切るくらいが妥当ですよね。
ちなみにエレコムのリン酸鉄リチウムイオンモバイルバッテリーDE-C39-12000(12,000mAh)も購入済みなので比較してみましょう。
3倍すればおよそ900g、nano100はケーブルを内臓したり液晶画面も搭載しているので1kg超えもわかります。
並べてみた感じは下記。
リン酸鉄はデカくて重いと言われますが、こればかりは仕方がないところ。



画面付きでわかりやすい!100W出力もできて高速充電余裕
ポータブル電源よろしく、残量のパーセンテージと入出力のワット数などが確認可能。
さらに本体内臓のケーブルはIN/OUT 100W対応で、本体のタイプCポートは45W、USB-Aもついてます。
具体的な性能は下記。
残量も見やすく、充電中も挙動も一目でわかるので良いですよね。
ちなみにソーラーパネルなどとつなげる用でしょうか、DC-Type C変換アダプタも付属します。


重いのに掴みにくいのが惜しいポイント
背面はわずかな窪みがあるんですが、基本的に手でガシッと掴む感じになります。
重さもあるので、手が小さい人だと片手持ちは不安になる人も多いかもしれません。
キャリングハンドルが付いていればなお良かったですね。(重量増にならないように付けなかった可能性もありますが)
また、細かいことを言うと色と素材感が微妙。
樹脂感と深みのないグレーがとにかくチープな印象なんですよね。
樹脂感丸出しならいっそ黄色とか水色とかカラフルにしたほうが「チープ可愛い」感じにもなるんですけどね。
ちなみにエレコムのリン酸鉄モバイルバッテリーの表面って梨地みたいな加工がなされていて質感が結構いいんですよね。
Nano100もこの質感だったら高級感も出て所有欲がアップしそうな感じだったので少し惜しい。


さいごに
モバイルバッテリーにもリン酸鉄の波がくるか?
リン酸鉄のモバイルバッテリーはエレコムが早かったですよね。
(エレコムは先駆けてナトリウムイオンバッテリーも出してますし先取りしまくり)
まだまだ三元系リチウムイオンモバイルバッテリーでの事故ニュースを見るので、少し利便性が落ちても安全な製品が世に溢れてほしいものです。

