近年、ライトユーザーからの支持も厚いモバイルディスプレイ。
Amazonには中華製のモバイルディスプレイが数多く売られていますが、価格帯は15,000〜30,000円ほどです。
中には約10,000円ほどで買える製品もあるのですが、なんだか怪しげ・・・。
と今回の記事になります。
Amazonの1万円モバイルディスプレイは使えるのか?
オールプラ製のボディ。高級感はないが軽くて良い。
※昔はそんな話がたまにきていました・・・。
さて、こちらQQHという何の略かわからない無名品。1万円ほどで買えました。
一応Z1-9というモデル名はあるそうですけど、OEMというか中華製はブランド名だけ違う瓜二つの製品が多いのでこれも企画量産品にどっかの業者がブランド名つけて売ってるだけのものかと思われます。
無料登録すると保証が6ヶ月になるカードが入っていました。
梱包は割と綺麗です。個人的には文句なし。
両端USB-Cケーブル、A to Cケーブル、HDMI to miniHDMIケーブルが付属します。あと電源アダプター。
肝心の本体はこちら。
画像でわかるプラ感ですね。安定のクソダサロゴも完備しております。(Hの幅せっま)
以前、kksmartとかいうメーカーのモバイルディスプレイをSwitch用に買ったことがありました。
こちらは15,000円ほどでしたが、本体はアルミボディでレザー調のスタンド兼画面カバーがついていて質感は幾分良かったです。
それと比較するならQQHはとにかくコストダウンに舵を切った雰囲気。
とはいえIPS液晶らしいですし、当然のようにUSB-Cですし、スピーカー内蔵です。
背面にはスタンドが付いています。
アルミヘアライン風の樹脂です。
側面はオーディオジャック、USB-Cが2口(うち1つは給電オンリー)、miniHDMIがあります。いたって普通。
フルHDの画質は割とまとも。1万円台の据え置きモニタの画質と同等。
ミニPCのUSB-C端子と繋いでみました。
USB-Cは電源供給もできるのでケーブル1本で済むのはめっちゃいいですね。(※別途電源供給が必要なパターンもある)
タブレットみたいですが15.6インチあるので大きいです。
画質に関しては結構ひどいかと思ってましたが、そこらへんにある1万円台で買える据え置き型のフルHDモニタとさして変わりません。
こないだ買ったKOORUIの激安液晶より少し良さげな感じまであります。
amazon激安「KOORUI」の24インチ液晶モニタを買ってみたレビュー【1万円】24N1A
静止画で特に不満がないので動画も検証すべくSwitchに繋いでみました。
Switchと直で繋ぐ場合は供給用のUSB-Cから別途電力を供給しないと動きません。(ケーブル1本では無理)
また、外部に映すとスイッチ本体についてるジョイコンが効かなくなるみたいなので、分離させるかプロコン等を使う必要があります。
久しぶりにレースゲームを起動してプレイしましたが、私の目ではタイムラグ的なズレはわかりませんでした=普通に遊べました。
あとスピーカーの音は(当然)しょぼいです。でも据え置きの格安モニタはスピーカーを省いてる製品も多いなか、こちらはしょぼくても音が出るので評価できますね。
総評
外装がチープ、でも普通に使えて安くて軽い
初期不良もなく、しばらく使ってみましたが未だトラブルはありません。
とはいえ個体差は大きそうな印象です。
また、カバーがないので持ち運ぶ場合は画面を保護する一工夫が必要になることでしょうか。
液晶フィルムじゃ心許ないので、保護ガラスなんか貼れればいいですけどピッタリサイズもなさそうですし・・・。
ということで、意外と使えた格安モバイルディスプレイでした。