DIY界隈では昔から話題となっていたターナーのアイアンペイントを買ってみました。
つい最近、焼き物の植木鉢からプラスチック樹脂製の鉢に戻したのですが・・・やっぱり質感に満足できないんですよね。
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プラ鉢は軽いし汚れないし快適なのですが、見た目が微妙なのでアイアンペイントで変身を遂げられないか試してみることにしたのです。
評判の良いアイアンペイントで重厚感のある植木鉢にする
ダイソーの受け皿一体プラ鉢が良い感じに
こちらダイソーに売ってました。受け皿一体型のプラ鉢です。
少しでも質感を上げるためか、表面にボコボコとした凹凸模様があります。
形状もシンプルですよね。リッチェルのように受け皿のロックがある訳ではないのですが100円なので文句はありません。
スリットが多数入っており、水はけも良さそうです。
素材はポリプロピレンのようです。
アイアンペイントの注意書きには「ポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン系の素材には接着しません」と書いてありました。
適当にやすりをかけて塗ろうかと思ったのですが、心もとないのでプライマーを吹いてから塗ることに。
使用するのは以前買って余らせたサンデーペイントのプライマーです。
染めqのミッチャクロンも手元にあるのですが、こちらのプライマーは臭いし微妙なので早く使い切りたいんですよね。
外側は塗りますが、内側は一部だけ塗る予定です。
ハイドロボールが入って見えない所まで塗る必要ありませんからね。
しかしまぁ、くっせぇ。
大体この手のスプレーは臭いですけど、このプライマーは特に臭い気がします。
プライマーが乾いたら早速アイアンペイントを塗っていきます。
適当な皿に使う分を出して、メラミンスポンジでポンポン叩いて塗っていきます。
塗装に自信がない私でも楽勝で塗れます。
「適当に塗っても目立たない or むしろ味になる」みたいな塗料は最高です。
元々ついていた凸凹模様がアイアンペイントのテクスチャと相まって良い感じのザラ感を作っています。
ドライヤーで乾燥させながらポンポンと色を重ねて・・・。
できた!!悪くはないけど、鋳物には見えない!!凸凹模様が邪魔!!
あぁ、これか!
ディスクグラインダーに付ける円盤状のサンダーですね。
あるいは紙を圧縮したボードなんかでもこんな模様になってるものがあったような・・・。
あとお菓子とかでもありそう。
とはいえ買ったばかりのプラスチック感溢れる鉢よりは良い感じになりました。
100円の鉢でもアイアンペイントを塗ると質感が上がります!
「もっと塗りたい!」アイアンペイントは魔性の塗料
アイアン風に塗れそうなモノを探し始める始末
普通は「塗りたいモノ」が先にあって、塗料は後で考えるものじゃないですか。
しかし、アイアンペイントの面白さ&手軽さを知ってしまうと「アイアン風に塗れそうなものはないか?」と家中を探し始めます。
そして選ばれたものがこちら。
- セリアで買った容器
- 腕時計の裏蓋を圧入する工具(Amazon)
- テーブルバイス(Amazon)
テーブルバイスは下記記事でも取り上げたものです。
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まずは一番鋳物感が出そうな圧入工具からいきましょう!
本体をバラしてメインフレームだけにします。
ちなみにこのフレームの素材はアルミですね。上から厚めにツヤありの塗装がされています。
塗料の密着を良くするためにヤスリをかけました。プライマーは塗りません。(臭いしもうやだ)
いきなりですが、完成がこちら。
バッチリ鋳物感があるように思います!
金型に金属を流して作ったような・・・なんか一気に見た目の重量感が増した感じがしませんか?
謎のインテリア小物としても使えるようになりました。
お次はセリアの缶容器。
元々の本体はマットブラックで良いのですが、木目調のフタが気に入りませんでした。
ということでフタだけ塗ります。軽くヤスリをかけて表面を荒らした後に塗りました。完成はこちら。
同じ黒でも質感が違うのでこれはこれで雰囲気出ますね。
BB弾です。
お次はテーブルバイスを塗ってみましょう!
これは本体がアルミです。オレンジ色の押しボタンが気に入らないのでここも黒くしたいですね。
スライドする部分は塗装が剥げてしまうので塗らない方向でいきましょう。
では完成をどうぞ。
ザラ感が出て以前よりは良さげな質感ですが、角ばった形状だからか面白くはないですね。
以上のことから「鋳物感を出したいなら形状にもこだわるべし」という結論が出ました。
さいごに
塗装が苦手な人でも上手くできる面白い塗料
メラミンスポンジでポンポンするだけで誰でもうまく塗れますし、ちょっとムラっぽくなってもそれが味になります。
価格は1000円程度、手軽に質感UPを期待できるので1度試してみて損はありません。
あとは耐久性や耐水性が気になる所ですが、水性ですし一般的なアクリルガッシュと同程度かなと思います。