今や私たちの生活にあふれ過ぎている「プラスチック素材」ですが、軽くて加工もしやすく便利な反面割れやすかったりしますよね。
そんな時に思いつくの瞬間接着剤ですが、プラスチックが欠けたり、穴が空いてしまうと瞬間接着剤ではどうにもなりません。
そのようなプラスチックの補修修理に便利な「プラリペア」なるものを使ってみたのでレポート。
プラリペアでプラスチックを補修しよう
レール取り付けで穴を開けたエアソフトガンの穴を再び埋める
プラリペアの初仕事はこちら。
以前書いた「【カスタム】東京マルイ固定ガスソーコム改造マウントレール取り付け」で登場した東京マルイ製の固定ガスガンソーコムです。
ドットサイト用のレールをスライドにネジで固定してしまうという改造でしたが、どうもレールのデザインが好きになれず取り外すことにしました。
改造する前から「戻したくなったら穴を埋めればいいや」と思っていたのですが、ちゃんとその機会がやってくるものですね。
この穴が綺麗に埋まるならフレームに直接穴を開ける改造も心置きなくできますし、万が一パーツが壊れて欠けてしまっても補修できますよね。

早速作業に入ります。穴を埋めるため、片方にマスキングテープを貼る。
今思うと裏側に貼ったほうがよかったですね。(その理由は後述します)
プラリペアは補修した場所にパウダーを振りかけ、そこにリキッドを垂らすことでパウダーを固め強度を出します。
ニードル法はスポイトの先で保持したリキッドにパウダーをつけ、補修箇所に落とす方法。
ふりかけ法は補修したい場所にパウダーをふりかけた後に、スポイトでリキッドを染み込ませる方法。
今回は「ふりかけ法」で行ってみたいと思います。
パウダーを入れて振りかける容器がなかったので、(スマホとかの殻割りする時に使う)ヘラですくって穴を埋めました。
リキッドを抽出用スポイトで吸って塗布用スポイトに移し替えます。
このリキッド、めっちゃ臭いです。
シンナー同様有害系な液体なのですが、シンナーとも違うスメルでこれは絶対身体に悪い。

外でやるとパウダーが舞ってそれはそれで危険なので、お風呂場がいいのかなぁとか思ってます。(キッチン換気扇の下でも)
適量がわからず多めに垂らしたのですが、結構早めに揮発してくれるのでさほど問題ないようです。
それよりなにより臭すぎて私は「プラリペア恐怖症」になりそうです。
残りはガラス瓶に封印しました。
乾燥後、しっかりと穴が塞がったものの私のやり方が悪かった
穴が塞がりました。
表側はヤスリをかける予定だったので少し多めに盛っていたほうが面が揃えやすいんですけど、何を勘違いしたのか私は表側にマスキングテープを貼ってしまったので穴の部分が少し凹んでるんですよね。
しょうがないので上から瞬間接着剤を垂らしてわずかに傘増しします。
瞬間接着剤が乾いたら、あとは紙やすりで削る。
とにかく削る・・・と・・・。
穴は綺麗さっぱり消えました。
黒の色合いが違うので補修箇所はわかりますが、この上から黒スプレーで再塗装すればわからなくなるでしょう。

さいごに。プラリペアはおすすめか?
換気の良い場所で、臭い対策さえすればかなり使える!
臭い事を除けば、硬化時間も早く補修もサクサク進みます。
今回は単純に穴を埋めるという用途で使いましたが、その他にもこんな場面で役立つことでしょう。

Amazonレビューなどを見る限り、強度も申し分ないということで、瞬間接着剤とはまた違うポジションにある商品だと感じました。
「存在を覚えておくといつか役に立つアイテム」だと思います!参考になれば幸いです。