街を歩けばコードイヤホンを使っている人はめっきり少なくなりましたね。
そんな私もワイヤレスイヤホンを愛用しており、コードレスのストレスフリーさを知ると元に戻れません。
とはいえ普通のイヤホンに比べ高価なワイヤレスイヤホンですから、検討中の人はあれこれ調べているはずです。
今回海外のコードレスイヤホンで定評のあるメーカー「TaoTronics」さんよりレビュー依頼を頂きましたので、サンプル提供頂いたSoundLiberty 53をじっくり使ってみました。
既に愛用しているANKER「Soundcore Liberty Air」とも比較してみたので、参考になれば幸いです。
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TaoTronics SoundLiberty 53を使ってみて
価格以上に質感のあるフルワイヤレスのカナル式イヤホン
Bluetoothイヤホンには左右のイヤホンをコードで繋いだタイプと、耳栓のように完全ワイヤレスになっているタイプがあります。
コード付きタイプは首にかけておける点が楽ですが、イヤホンタイプのようにバッテリー付きのケースが存在しないため、収納しながら充電ということができません。
またコードがある以上、断線の恐れもあり個人的にはフルワイヤレスイヤホン(耳栓型)がおすすめ。
今回レビューするSoundLiberty 53はバリバリのフルワイヤレスです。
開封すると中身は本体、充電ケーブル、イヤーピース、説明書とシンプルです。
充電はmicroUSBです。いずれType-Cになるんでしょうけど、まだmicroが主流のようですね。
ケース自体はマットでサラッとした手触りで、絶妙な丸さが可愛らしいですよね。
満充電したイヤホン単体では6時間、ケース内のバッテリーで充電しながらだと40時間の使用が可能とのこと。
公表値なので実際はもうちょっと少なくなる可能性もありますが、だいたい片道5時間使ってもケースで充電すれば往復10時間バッテリーを気にせず使えることになります。
長距離通勤・通学している人だと移動時間で2〜3時間使う人もたくさんいますから、行き帰りでしっかり聴き通せるのはありがたいですよね。
しかも収納するだけで充電されるので、充電を意識することがなくて良いのもポイント。
本体の充電や残量はLEDのランプで確認可能。
Bluetooth 5.0とRealtekチップセット、AACコーデックに対応など高音質や音飛び対策に関する設計もしっかり考えられており、意外と難点がないモデルといえます。
これ以上を求める人は2万円以上のフルワイヤレスも検討するか、そもそもワイヤレスを使わないでしょう。
個人的に「今まで3,000円程度のイヤホンで十分と思っている人には何の過不足もないといえるスペック」だと思いました。
価格はなんと5,000円を切る上に、Amazonだとクーポンが出ていたりして4,500円程で購入できます。
この価格でありながら、ケースやイヤホン本体の質感は高く、性能など全体的にみて満足度は高いです。
ケースは少し開けにくい&取り出しにくい
ケース収納型のイヤホンは「縦に収納するタイプ」と「横に収納するタイプ」があるようです。
こちらは横収納なのですが、なめらかなデザインが美しい反面、若干開けにくく取り出しにくいデメリットがありました。
手が大きい方や乾いている方だと滑ってなかなか取り出せないかもしれません。
ここは今後改善されたら良いなぁと思うポイントですが、ストレスになるほどではありません。
TaoTronics SoundLibertyと他メーカー比較
ワイヤレスイヤホンとしての挙動はどちらも完璧
ケースから取り出すと電源ONになり、スマホと自動で接続します。
スマホスピーカーで再生していても、ケースから出して装着するとイヤホン再生に切り替わります。
また、再生中にイヤホンをケースにしまうと自動で一時停止になりますし、充電も開始されます。
ワイヤレスイヤホンとしての動作はどちらも同じく何の問題もありません。
音質は低音から高音までちゃんと出てるTaoTronics SoundLiberty
ANKERのSoundcore Liberty Air(黒い方/以下ANKER)と聴き比べました。
低音はどちらも出ていますが、TaoTronics SoundLiberty(以下Tao)の方が高音もちゃんと出ています。
比較してわかりましたが、ANKERは高音がちょっと弱いですね。
Taoの方がイヤホンサイズが大きく内部でしっかり鳴らせているのかもしれません。
音の解像度については音源にもよりますが、無線と有線とで比較するとかなり健闘している方かと思います。
少なくとも3,000円程度の有線イヤホンで問題ない人なら音質で文句付けたくなるような事はまずないでしょう。
Bluetooth5.0の恩恵でしょうか、音飛びもなくかなり安定した通信です。
ケースの設計はANKERの方が使いやすい
サイズ的にはあまり変わりません。
どちらもコンパクトに仕上がってますし、ANKERの方は指の指紋や油脂が付きやすいマット処理なので気になります。
Taoは色が白いうえサラサラした手触りなので気にならないのがGOOD。
先程説明した「縦に収納するタイプ(ANKER)」と「横に収納するタイプ(Tao)」の違いですね。
開けやすさ、取り出しやすさともにANKERに軍配があがりました。
充電確認はANKERの方が見やすい
TaoはLEDランプが小さく明るい場所ではちょっと確認しにくいですが、ランプが4つあるので25%ずつと判断することができます。
一方でANKERはランプが大きく視認性が高いものの、3つなので約33%ずつという判断になります。
ギリギリまで使ってから充電した方が内部のリチウムイオンバッテリーにも優しいでしょうから、Taoのケースのほうが残量確認としては優れているかもしれないですね。
ただ見やすいのはANKERでした。
さいごに
TaoTronics SoundLiberty 53の方がよく手にしてるかも
ケースが開けにくいとか、取り出しにくいとか書いたんですが、音質に関しては完全にTaoのが好みでした。
なので交互に聴き比べてみて「うーん、やっぱTaoいいな」と思ってしまうほど。
ANKERのSoundcore Liberty Airは8,000円くらいですから、Taoは良い意味で攻めた製品をだしてるのがわかります。
両者が合体したらレビューすること無いくらい完成形になりそうな気もします。
レビューサンプルとして提供いただいた訳ですが、お世辞抜きで良かったです。
ホワイト以外にもブラックもあるので、目立たない黒が欲しい方にも。